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【御礼】 公開イベントを終えて

こんにちは、薮中塾6期生の長﨑 真拓です。

春らしい穏やかな天気が増えてきましたね🌸
花粉症の僕には辛い季節になってきましたが……

さて、薮中塾では先月28日に一般参加者をお招きした公開イベントを実施しました!当日は常時、約150名の皆様が参加して下さりました!!!!

1年間積み上げた学び、そして半年間の準備を、大勢の皆様の前で発揮することができて本当に達成感でいっぱいです!

今回は、そちらのイベントの実施報告を、簡単なダイジェストではございますがさせていただきます!

公開イベントとは?

そもそも、薮中塾が毎年行う公開イベントとはどのようなものでしょうか?

薮中塾の6期生がともにした時間が、4月から1年間。
約25名の塾生が、国際問題や社会問題などの様々な議題に対して勉強会を開催し、自らの考えを “Speak out with logic” しています。

毎年2月に開催される公開イベントは、塾生が積み上げた1年間の集大成。
そして普段と違い、一般参加の方々にも一緒にイベントで設定した大きな問いについて、議論を共にする時間です。

今期のイベントテーマを決めるため、予め行われた塾生全員の投票により、今年は「米中対立と日本外交のあり方」を選定しました。

また、本イベントの目的として掲げた目標は次の2つ。

①塾生だけでなく参加者の皆様にも、これまでの米中関係の全体像を理解し、今後の見通しを立てていただくこと
② ①の見通しの下、今後の日本はどのような外交方針を取るべきかについて、塾生と参加者の皆様が自分自身の意見を “Speak out with logic” すること

そして上記の目的を達成するために、イベントのコンテンツを次の3つに設定しました!

第1部 米中関係の見通しと分析
第2部 ディベートで問う、日本の選択
第3部 塾生が示す!日本外交の行方

各部は、塾生が1年間培った力を発揮する場所としても設定されています。

綿密なリサーチ力を発揮する第1部、
薮中塾の議論のフレームとして重宝されてきたディベート力が試される第2部。
そして、自分自身の意見を自由にアウトプットしていくディスカッション力が試される第3部。

このような形で、我々の力を遺憾無く発揮しつつ、塾生と参加者が自分の意見を構築しやすいような流れを考えました!

半年間の準備

イベント当日に向けて、塾生たちは約半年前から準備を進めてきました。
イベントテーマの選定から始まった準備は、大量の参考文献に当たったり米中関係に関する日頃のニュースをチェックするなど地道な努力が大半で、ときに忍耐を要する場面もありました。
しかし準備を進めていく中で、知識面だけでなく自分たちの「やりたいこと」「やるべきこと」が明確化され全員に共有されていったため、イベントが近づくにつれ準備に楽しさを感じる瞬間が多くなっていったように思います。

とはいえ、準備の過程では例年にない苦労もありました。

特に、初めてのオンライン開催が決まった中で、参加者の皆様に5時間に及ぶ公開イベントをどうすれば飽きずに見続けていただけるかを考えることは大変でした。
スライド1枚1枚の情報量から、登壇者表情口調話すスピード身振り手振りまで今まで以上に注意を払う一方、コミカルな漫才も織り交ぜて「硬軟交えた塾生の議論」をお見せすることを意識しました。
こうした細心の注意は、イベントに向けて行った4回のリハーサルの中で塾生どうしが「参加者目線での面白さ」を常に意識しながら指摘しあったことで実現したと感じています。

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(第二部後半の準備の様子、和気藹々と準備してました!)

当日の様子

「オンライン開催の中、どのくらいの方が参加してくださるのか」
「通信環境の不具合でイベントが中断してしまうことはないだろうか」
「参加者の皆様には満足していただけるのだろうか」

様々な不安と緊張がある中で迎えたイベント当日でしたが、当日は塾生全員がこれまでの準備と努力を十分に出せたと思います。
イベント後半に行われた塾生と一般参加者との議論も、参加者の皆様から積極的な意見をいただき、活気のあるものになりました。
また、イベント終了後にいただいた参加者の皆様からのアンケートでもイベント内容に多くの好評をいただきました。

一方で、まだまだ議論の足りない論点や検討の余地のある意見も数多く見られました。今後は薮中塾全体として、公開イベントにおける即興の発信でもより高い論理性と、論理以外に説得力のある話し方をするための要素を追求する必要があると感じました。

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(当日の様子)

おわりに

オンライン開催ではありましたが、今年も多くの方々に公開イベントに参加していただきました。
ご参加いただいた皆様には、塾生一同、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

続いて、第一部、第二部前半/後半、第三部についてのご紹介をそれぞれ別記事でさせていただきます!

そちらもチェックお願いします♪

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