見出し画像

【塾生インタビュー企画 私たちの軸足#6】~無知の知から始まる国際関係~

このnoteは、薮中塾生の普段の活動や専門性を発信する企画の第6弾です。
前回に引き続き、インタビューアーは編集部の善波綾花(あーちゃん)が担当致します🌈🌈🌈

第4回目のインタビューとなる今回は、柴田紗良(しばたさら)さんにお話を伺いました!

同じく広報担当の一員であり、才女ながらも持ち前の天真爛漫さでいつも笑顔の絶えない紗良さん。

画像1

        (薮女で。1番左が紗良さん。)

東京大学大学院公共政策教育部に所属する彼女は、まさに1月勉強会テーマであった日中韓関係について研究しており、担当者としてパッショナブルに議論を引っ張っていました。

今回の記事の内容はそのプラスα的な位置付けともいえる、興味深い内容となっております!

「将来は日中韓の不安定な関係のなかで、その歴史を継承しつつ、それを踏まえて未来に向かっていく基盤を築きたい!」意気込む紗良さん。日本外交の大きな可能性を背負った彼女に、お話を伺ってみましょう!

「無知の知」

スクリーンショット 2021-03-15 23.36.54

画像3

    (大学時代のダンスサークルで。KPOPを踊ることも。)

韓国にタダで行けるならラッキー♩という軽い動機で応募した日中韓会議(JCK Youth Forum)という学生団体のプログラムですね。内容としては、中国や韓国を回って、フィールドワークをしつつ、両国の生徒と共に模擬国連・ディスカッションを通して様々な議題について議論するものでした。

元々中国や韓国に対しては、政治的にいいイメージはなかったのですが、現地に足を運んでみると自分の無知に気づくとともに、知ることへの焦燥感にかられました。

また、当事者としてとらえにくい外交問題こそ、自分の生活にどれほど関わっているのか、体験することの必要性も感じましたね。
それがこのトピックについて学びたいと思ったきっかけかなぁ。

スクリーンショット 2021-03-16 0.57.14

画像6

大学院では、キャンパスアジアプログラム(ソウル、北京、東京の3都市で外交政策や政治比較をするプログラム)に参加しています。その学びを通して自分の意見の形成するのですが、そうしたアウトプットのなかで日々無知に気付かされますね。

来学期からは北京大学に留学予定、来年にはソウル大学に留学予定なのでそちらも楽しみにしています。しかし、まだまだ勉強が必要です!

「薮中塾での学び」

スクリーンショット 2021-03-16 14.09.09

薮中塾では大きく2つのものを得たと思っています。

一つ目としては、「専門性」を持ちつつ、「幅広い興味を持つ」という大切さ。私は学部時代中々自分の専門が定まらず、あらゆる学問に手を出しました。最終的には「日中韓関係」に収まったものの、薮中塾に入って様々な勉強会で考えを深めることができ、迷走していた事も無駄ではなかったんだな〜と実感しました。自分の専門を基盤に議論に参加することができれば、他にも新たな興味ができる(特に12月勉強会の難民問題についての勉強会は私にとってターニングポイントとなりました)という意味で、これからも幅広い好奇心は大切にしていこうと思っています。

もう一つとしては、薮中塾が謳っている「Speak out with Logic」を大切にすることです。薮中塾に入ってから、塾外でも社会問題について議論する機会があれば「ロジックに基づいて話せているかな...」と自問自答しながら、話す様になりました。そういった力がついた事も、私の成長に繋がりましたね。

スクリーンショット 2021-03-16 14.11.35

直近の目標とすれば、北京大学とソウル大学で学んで、そこで培ったものを日本に帰って、自分の研究に活かしたいです。

また、将来の目標については、日中韓関係に注視して、その分野で仕事をできたらいいなという風に思っています。特に、朝鮮半島の情勢には興味があるので、常に情報をアップデートしていけたらいいなという風に考えています!

【インタビュイー】柴田紗良(しばたさら)
【聞き手・ライター】善波綾花(ぜんばあやか)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第4回インタビュー企画では、日中韓関係について学ぶ柴田紗良さんにお伺いしました。

実際に現地に足を運んで新たな発見をしたり、薮中塾での議論を通して興味分野が広がったりと、楽しく学んでいる様子が印象的でした!未来の日中韓係の鍵を握る彼女に今後も期待大ですね…!🤩

それでは、次回もお楽しみに!⭐️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?