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不思議な名前のゲートですね。北海道の、ある道路を閉鎖するゲートです。

▲ チョボチナイゲートから入る車(一部加工)

10月の好天の日、旭川に近い この道へと向かいました。

▲ ゲート付近の案内

開通の「期間」を見ると、やたらと短いことに気付きます。令和5年(2023年)は、9月7日から翌10月の12日まで。たったの1か月ほどしか開通しないの? 残りの11か月は通行止めです。

開通している日数と閉鎖中の日数が、それぞれ35日と330日。ふつうなら通れる期間の方が長いイメージですが、この道は逆。年間の開通日数は1割以下(約9.6%)です。

その道とは「道道どうどう1116号」。その場所は、ここです。

▲ 道道1116号 富良野上川線 の情報(国土交通省の情報を編集)

10月12日、すでに通行止めになった日。その日の情報を編集しました。

旭川市にも近い場所ですが、この地図の「道道1116号 富良野上川線」は東川町と美瑛町です。(ちなみに旭川空港は、東神楽町と美瑛町にまたがっています。)


▲ 道道1116号の嶺雲橋、南から(一部加工)

1か月しか通れないという珍しい道路。そんなわけで、たくさんの車やバイクで観光客が集まってきます(私も、です)。この写真は早い時間なのでこの程度ですが、お昼ごろに逆向きで走ったときは、すごい混雑になっていました。


▲ 道道1116号の嶺雲橋、北から

いちばんの見どころは、長くカーブしたこの橋でしょう。紅葉にはまだ早いのですが、旭川市内も見通すことのできる景勝地。多額の税金がつぎ込まれたように思われる立派な橋と道路です。


▲ 人が集まるところには…

…こんな忘れ物も。


▲ 道道1116号の嶺雲橋、南から

砂利道の区間はなく、すべて舗装されていました。でも、一部の区間は道幅が狭いので、通行には注意が必要です。


▲ 忠別湖のヘリパッド

道道1116号は、先に掲載した地図を見ていただくと忠別湖の東側を回っており、その区間は通行止にはなっていません。そこに、きれいなヘリパッドを見つけました。

暖かい日差しで汗ばむほどでしたが、山はもう 白くなっていました。


※ 写真はすべて、2023年10月、やぶ悟空撮影

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