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空飛ぶクルマ?

4年前に撮影した写真を見ながら、子供のころ驚いた こんなクルマを思い出しました。


Aerocar

自動車に翼とプロペラを付けたら空を飛べるんじゃないかと思っていた60年前の小学生は、現実にそんなクルマを作って空を飛んでいることを知ったとき、それは驚いたものでした。やっぱり、できるんだ!

Aerocar” は、1949年にアメリカの Moulton Taylor が設計・製造した「空飛ぶクルマ」。6機が製造された、と Wikipediaにありました。

こんな飛行機(クルマ?)なら、もう少し大きくなったら自分で作れるんじゃないかなぁ…って子供心に思っていて、三面図もどきの絵を描いていた記憶が残っています。エンジンは自分で作れないからゴム動力にしようとか、そうすると長い距離は飛べないけど自分で飛ぶだけだからいいやとか、牧草畑の高いところから下の方に向かって離陸しようとか、いま思い出してもかなり真剣だった気がします。


N101D, AEROCAR ONE(FAAのサイトを基に編集)

試しに連邦航空局(FAA)の登録を見てみると、AEROCAR が出てきました! えっ、まだあるんだ!

例えば、2機目にあたる「N101D」の製造は 1954年。ちょうど70年前です。「AEROCAR」というのは製造者名で、「ONE」がモデル名なんだね。「固定翼の単発レシプロ機」となっています。ライカミングの O-320という空冷の水平対向4気筒エンジンで空を飛び、地上も走るのです。

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▲ たきかわスカイパークの朝

格納庫から滑走路19の発航地点までは、1キロ以上の道のり。長い翼端の片方に車輪を取り付けられ、車に引かれて石狩川の堤防を越えて滑走路を移動中です。整列して移動する様子は、まるで地上のブルーインパルス! チョーゆっくりだけど…。

▲ 発航地点に移動

2人乗りの機体では、体験飛行もできるようです。(たきかわスカイパーク、体験飛行


▲ ロバンに引かれて発航

こども心に戻って、ことしは乗せてもらおうかなぁ。


※ 写真はすべて、やぶ悟空撮影

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