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Pauperにおける黒について
こんにちは。
yabooです。
前回のnoteにいいねしていただいた方、ありがとうございます。
今回は自分が好きな黒について、少し分析したいと思います。
こんなに魅力的に感じるのはなぜか、私なりに考えてまとめたものですので、一意見として軽い気持ちで見ていただけたらと思います。
1.特徴・強いところ
①単体確定除去が多い
mtgの5色のうち、クリーチャーに対する破壊や追放に長けているのが黒の特徴です。
他の色にもいわゆる除去はあります。
白→《平和の心》や《未達への旅》といったエンチャントでの除去や攻撃・ブロック時のみの除去、パワーorタフネス参照の除去
青→《怪物縛り》のようなロック系エンチャント(バウンスもある意味では除去)
赤→火力除去
緑→格闘除去
各色でその色のイメージに合った除去があり(これもゲームデザイン的に素晴らしい)、盤面のアドバンテージを獲得するために用いられますが、pauperにおける黒の除去は盤面からクリーチャーを消し去ること一点においては、ピカイチでしょう。
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よく挙げられるのはこの2種類ですね。
伝説がほとんどいないpauperにおいては確定除去となる《喪心》、重いとはいえフラッシュバックが付いている《チェイナーの布告》です。
他にも強力なカードはありますが、なんにせよ黒が入ったデッキ相手で黒を含んだ2マナが立っていると、《喪心》をケアすることが必要になるかと思います。
青2マナ立っていると《対抗呪文》を意識するのと同様に。
②全体除去(もどき)
mtgにおいて、全体除去はまずアンコモン以上で刷られます。
よって、pauperで使用できる全体除去は今のところなく、全体ダメージや全体-1/-1修正などが用いられることになります。
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刺さるデッキとしては、小粒を横展開するエルフや白単系。これらのデッキと当たった場合はサイド後のキープ基準が大きく変わると思います。
アグロ側も速攻で決めに来るため、早く引かないと唱える前にやられます。(経験談)
《黒死病》は各プレイヤーにもダメージが入るため、全体除去兼ライフ詰めにも使えます。アンコモン以上にある全体除去のように、使い切りとして自分のクリーチャーもろとも消し去り、終了ステップに墓地へ、という使い方をすることもありますが、基本的には高タフネスクリーチャーで継続的に貼り続けたいカード。
(ただし、自分のライフに注意)
《息詰まる噴煙》はインスタントタイミングで打てるため、メインからでもコンバットトリックのように相手の計算を狂わせることができます。サイクリングが付いているのも、腐らなくていいですね。
他の色だと赤に全体ダメージ系クリーチャーやスペルがありますが、《クラーク族のシャーマン》以外は1点しか飛ばせないところが異なる点です。
2.厳しい点
アドバンテージを得るための行動はたくさんありますが、黒の特性上、アドバンテージを得るために代償をライフで支払うことが往々にしてあります。例えば、ドローをする場合だと以下のようなカードです。
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例えば、コントロールでこれらと前述した、pauper全体除去である《黒死病》を採用する場合、他でライフゲイン手段を確保するか、消費する以上のライフを相手へ与える必要があります。
カードを引くといえば青のイメージですが、例えばカードを2枚引く場合、3マナでおまけがあるというくらいなので、《血の署名》や《夜の囁き》のような2マナ2ドローはライフでの代償は払うべきなのでしょうか。
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ただ、最近はライフルーズの代わりに生贄を捧げるタイプのドローソースが増えているので、今後そういったカードも増えるかもしれません。それぞれ、インスタントタイミングで動けるのがかなり強いですね。
(チャンプブロックのクリーチャーや使わないアーティファクト・トークンなどをサクれる)
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3.さいごに
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。偉そうに語っていますが、私自身全然黒を使いこなせていない、所謂にわかのような状態です。
主に初心者の方に黒の魅力を伝えることができるように書いたつもりですが、経験者の方も今一度黒と向き合う機会になれば幸いです。
自分で書くことでデッキ構築やプレイに活かせればと思います。
では。
yaboo
twitter→@yaboomtg_pauper
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