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【pauper】《汚染された地》について/私、気になりますシリーズ

こんにちは。
yabooです。
今回は"私、気になりますシリーズ"と題して、私が「これ、うまく使えば強くね?」というカードについて色々語っていきます。
今日は、《汚染された地》について書きます。

今後続くかはわかりません(笑)
個人的な見解なので、悪しからず。

○カードについて

・カード名
《汚染された地/Contaminated Ground》
・収録セット
ギルド門侵犯(GTC)、エルドラージ覚醒(ROE)
・コスト
1B
・カードタイプ
エンチャント
・テキスト
エンチャント(土地)
エンチャントされている土地は沼(Swamp)である。
エンチャントされている土地がタップ状態になるたび、それのコントローラーは2点のライフを失う。
・フレーバーテキスト
「誰だって自分の目で見えるようになるまで、汚染のことなんて気にしねえんだ。」
ーゴルガリの腐敗農夫、グーラス-

2マナで貼れる、土地タイプを変える常在型能力とタップされるたびにライブルーズさせる誘発型能力を持つエンチャントです。
対戦相手の土地にエンチャントすることで、出す色マナを制限させ、ライフルーズを誘うことができます。
あと、フレーバーテキストもいいですね。
黒緑を思わせる上、産業が発展した現代社会に対する深いメッセージです。

最近、ちらほらと晴れる屋のデッキリストにも姿を見せるようになったカードですが、うまく使う方法はないだろうかと感じた次第です。

○強い場面

①マナベースを狂わせる
貼った土地を沼にし、黒マナしか生まないようにできるため、黒単以外なら序盤に貼る事さえできればマナベースを狂わせられます。
ジェスカイ(白青赤)コントロールやグルール続唱などはかなりキツくなると思います。
また、2マナで複数回ライフルーズさせられる可能性を考えると、《暴君の選択》の4点ルーズのモード以上のライフルーズに加えて、色マナ制限をさせるエンチャントと考えることもできます。

生け贄に捧げさせる方、使ったことないかも知れない

②破壊不能アーティファクト土地に対する回答
私が今回、このカードに目をつけた1番の理由はこれです。
ランデスを使っている時に、ブリッジランドを並べられるとどうしようもなくなります。(実際に大会でそうなりました)


《汚染された地》をブリッジランドに貼れば、以下のことが期待できます。
1. 黒マナしか出なくなる
2.《浄化の野火》パッケージが使用不可
3. 土地破壊できるようになる(ほぼしない)

1は黒を含んだブリッジランドに貼っても一応黒以外の色は潰せるため、多少は効果はあると思いますが、強い動きではないです。(黒以外のアーティファクト追放系スペルでなんとかしましょう、もしくは諦めましょう)

2は親和以外にはそこそこ刺さると思います。2枚目以降のブリッジランドを置かれてしまうと、ランパンされてしまいます。しかしながら、どんなに早くても3ターン目(《暗黒の儀式》などを使えば2ターン目)にしか打てないため、テンポの面からも良い仕事ができていると思います。
その間にしっかり自分のやりたい動きができれば、ですが。

③その他
《楽園の拡散》が貼られている森にエンチャントすると、《楽園の拡散》はエンチャント(森)であるため、剥がれます。
主に呪禁オーラに刺さる場面ですね。

また、青系コントロールでは《対抗呪文》や《古術師》など、ダブルシンボルのカードがキャストしにくくなります。

○弱い場面

①好きな色マナが出せるエンチャント
《豊かな成長》や《ナイレアの存在》などの好きな色のマナを出せるようになる土地に貼るエンチャントと共存した場合、タップによる2点ルーズは継続するものの、黒マナしか出ないようにするという強みが消されてしまいます。

さらに、キャントリップ付きのオーラだと後続の土地を引かれる可能性が高まるため、その動きをされてしまうと、他の方法で勝ち筋を見出すしかありません。

②土地のブリンク
《幽霊のゆらめき》などの、土地をブリンクできるスペルには当然弱いです。
剥がれます。
以上です。


③ゲーム後半
序盤に引き、素早く相手の動きを封じることができれば強いですが、ゲームが硬直したり、除去などの他の解答を探しに行った際に引いてしまうと顔が青ざめます。
それならいっそ、初手で2枚来てくれる方がマシです。
ランデスカードと組み合わせて、対戦相手をほぼロックした状態でゆっくり料理する方が安定してやりたい動きができると思います。

④サイドボードなどでの対策
エンチャント全般に言えますが、エンチャント破壊、《無効》などの打ち消しが挙げられます。
特に、エンチャント破壊は厳しいです。
恐らく採用するデッキとしてはランデスかコントロールになると思いますが、《汚染された地》だけでなく、我々黒好きの味方である《黒死病》などの他のエンチャントにも危害が及ぶ恐れがあります。

○最後に

かなり長くなってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
性格が悪いカードの紹介が第1回となってしまいましたが、メタに立ち向かうときに積極採用するかは正直微妙です。
(私は使います、好きだからです)
初手にしっかり来てほしいことを考えると、メイン4枚採用(サイド落ちする筆頭)、サイド4枚採用のいずれかが良いのではないかと考えています。
使わずに違う道を探すというのもアリですね。

ということでこの辺で締めたいと思います。
では。

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