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【pauper】《這い寄る吸血者》について/私、気になりますシリーズ❷
こんにちは。
yabooです。
ジャンプスタート2022が発売されてから、やれ《呪文づまりのスプライト》やら、やれ《幽体の船乗り》やらで界隈はざわついております。
ここで私が今回注目しているのは、タイトルにもあるように《這い寄る吸血者》。
久しぶりに更新した2回目の気になりますシリーズ、やっていきます。
○カードについて
・カード名
《這い寄る吸血者/Creeping Bloodsucker》
・収録セット
ジャンプスタート2022(J22)
・コスト
1B
・カードタイプ
クリーチャー - 吸血鬼
・テキスト
あなたのアップキープの開始時に、這い寄る吸血者は各対戦相手にそれぞれ1点のダメージを与える。あなたはこれにより与えたダメージに等しい点数のライフを得る。
・フレーバーテキスト
「もし吸血鬼が君の血を毎晩吸っていたら、噛み跡があるはずだろう?くだらない事を言うんじゃないよ。」
――村の癒し手、ドーニャ
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黒の2/1/2で、自分のアップキープに1点のダメージを与えて、自分はそれに等しいライフを得る吸血鬼。
1対1だとアップキープに1点ドレインする2マナクリーチャーであり、多人数戦だと対戦相手の数だけ得られるライフが増える。
○カードの評価
2/1/2は、2/1/3でアドバンテージ面で優秀な生物がいるパウパーにおいて、スタッツとしては今ひとつですが、毎ターンのドレインが目を引きます。
ライフゲインと組み合わせるもよし、コントロール系に挿し込んでおいて、耐える手段になるのもよし、と言ったところでしょうか。
火力への耐性などは皆無ですし、殴り値も高くありませんが、システムクリーチャーとして置物のように扱うのがいいかもしれません。
置物で言うと、毎ターン1点ドレインするエンチャントとしては《不正相続》や《根気ある探求》が挙げられます。
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どれも4マナと重いので、対処されづらいとはいえ、この手のジワジワとアドバンテージを稼ぐ系のカードは早置きできるに越したことはないので、2マナという軽さはかなり良いと感じています。
○入りうるデッキ
①白黒ソウルシスターズ
ソウルシスターズにおいては軽くて白い生物がたくさんいることによって、白単で組まれることもありますが、《略奪する破戒僧》などのライフゲインに誘発して相手のライフを攻められるシナジーにより、生き続けてくれれば毎ターン、ライフアドバンテージを稼ぐことができるシステムが組み上がります。
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また、《天界のユニコーン》も毎ターン、アップキープを迎えるだけでデカくなれるのも魅力的です。
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さらに言うと、《電報》の全体1点にもお世話なしで耐えるのはいいですね。小粒がたくさん出るこのデッキではサイドインされやすいので、システムクリーチャーが生き残るのは助かります。さらに、赤いデッキ(興隆、ゲートを含むものも)が相手だと《光糸の場》をこちらがサイドインすることもありますので、タフネス3あれば全体火力には耐えられるわけです。
※単体火力は知りません
②黒単堕落コントロール
完全に私の趣味です。
序盤のライフ差を埋めてくれるクリーチャーになりうると思います。
ただ、吸血者を先置きしたい都合で1マナで使いやすかった《無垢の血》が使いにくくなるので、それと入れ替えという形になりそうです。
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早いデッキに対しては、基本的に負けが濃厚な堕落コンなんですが、ライフ計算を幾分か狂わせられること、その間に除去を引いてこられるように立ち回ることで優位に働いてくれると信じています。
○まとめ
活躍する場があるかどうかはわかりませんが、今後強い吸血鬼シナジーを持ったカードが刷られるならば、黒単ヴァンパイアみたいなデッキができるかもしれません。
期待。
では。
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