草原くんと僕


勤務初日。
akitoさんドリップ!
良い写真。
コミュニティのバトンタッチ
アモアコさんと。
みんなで集合。
ドリップが似合う。
草原先生。
湯気にて。
朝から晩まで働いたときもありました。
cicloにみんなで行きました。
ケトルが小さく見えるドリップ。
本当ありがと!

草原くんが【ヤベさんと僕】を書いてたので、
僕目線での【草原くんと僕】を書きます。


というより、僕もこれ書く予定でした。
先越されました。
しかも草原くんのnote面白いから、次の回を期待して待ってます。

12/28でバリスタみんなの最後の日が終わったので、残りは草原くんと僕の最後のみになりました。

ようやく草原くんのことを話すタイミングが僕にも来たような気がするので、言わなかったけど、思ってたことを、ようやくここで話そうと思ってます。



まず、4年前スタートするとき、
誰か軸になるスタッフは置いた方が良いと思いつつも、店長は置きませんでした。
実はその時の軸候補は、元BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE(BAGN)の焙煎師の鈴木くんでした。先にBAGNが決まってたので、アドバイスを頂く程度にお会いしました。
そこから何かBAGNさんとはご縁が始まった気がします。
本当懐かしいです。

【味はぶれても想いはぶらさない】
【毎日店長と味が変わるコーヒースタンド】


がコンセプトだったので、掃除や会計業務などはバリスタに負担かけたくなかったから、管理するのは僕だったのと、どうせ毎朝僕が働くし、まぁなんとかなるかなーって思って、みんなが店長だ!っ想いなので、店長はいらないって。


しかし上手くはいきませんでした。
そりゃそうだ。
僕は美容師だけどバリスタではない。
ラテ淹れたいけどラテ淹れられない。
バリスタの気持ちがわからなかった。
美容師の想いをコーヒースタンドに目一杯詰めこんで、共感してくれる仲間たちとスタートしたけど、僕の想いや、僕がバリスタの気持ちをお互いに理解することに時間がかかったなと思います。


そんな初代バリスタのみんなはすごく頑張ってくれてましたし、すごく迷惑かけました。
それにもかかわらず、最後の12月のpopupで初代バリスタが集まってくれて、コーヒー淹れてくれたのは本当に嬉しかったし、「また同窓会やろう!」って言ってくれたのも本当に嬉しかった。ありがとう。


話は戻ります。
しばらくして、僕もコーヒーの営業ができるようになり、いろんなことが理解できました。
豆の調整のロス。スチームミルクの練習。ワンオペの大変さ。消毒や掃除の大切さ。何よりもいつ誰がくるかわからない即興での接客。
みんなすごいなーって思ったし、僕自身もやったり、理解できるように勉強しました。

良くも悪くも、この時のいろんなことがのちのちのsilo coffee standらしさになっていきました。
ワンオペがsilo coffee standらしさ。
コミュニティこそがsilo coffee standらしさ。



また脱線しましたね。
そうそう、草原くん。
1年目の鈴木くんのおかげで実現できたBE A GOOD NEIGHBOR COFFEEとのコラボがキッカケで草原くんは来てくれるようになりました。

最初は

【オシャレな自転車乗ってる大きなシティーボーイ】

っていう印象でした。

でも頻繁に来てくれるし、インパクトあるから覚えてて、
「おっ、また来てくれてありがと」
って思ってました。

なんとなく世間話を少しとか。
だけど、コーヒー好きそうで、優しそうで、良い人そうだなー、って思ってました。

確かに草原くんと僕はいろいろ話すけど、なんとなくの話をするくらい。何かアドバイスをしたこともあるような、ないような。今も多くは話さないけど、草原くんが言いたいことはわかるような。
気が合うというか、空気が合うというか。
というより、草原くん優しいから僕に合わせてくれてるというか。


一緒に働こうとは、僕から声かけたような、かけてないような。だけど心のどこかでうちでやれば良いのにとは思ったときはありました。
偶然なのか必然なのか。
自然な流れで、コーヒースタッフの採用になりました。

あとは、ワインのスタッフ募集のとき、
「自分両方いけますっ」
みたいな感じで、夜も昼も入ってくれました。
この時から、少し草原くんが将来どうしたいのかなーって思って、いろいろイメージし始めてました。

実は、この時のアルバイトのバリスタみんなの夢や目標を踏まえて、バリスタみんなに社員雇用の話をしたけど、みんなに断られました。
まぁタイミングなのかなって思います。

働いてすぐの草原くんに、社員をお願いしたのはなんとなくの信頼と信用があったから。


【背が高いのに、大きいのにこの狭いお店にフィットしてる】

【将来的にいつかはバトンタッチしたい。やりたいひとを社員にしたい】

【なんとなくの信頼度。周りもホッとさせる安心感。】

でした。

そして草原くんがどこでお店を出すにしろ、独立開業をするサポートをしてあげたい。だから、

「うちの社員になって、独立開業の土台を作らない?」
って言いました。

草原くんは即答でやるって言ったのを覚えてます。
「本当に良いの???」って聞き返しましたね笑

そんなスタートです。
この時から、草原くんがどこかで独立、もしくは辞めたらsilo coffee standはもう終わりかもなーってなんとなく思ってました。

ここでやってもらいたいし、独立開業してファンを増やしてもらいたい。開業してお客様ゼロではなく、最初から顧客がいてほしい。
そう思ってsilo coffee standは草原くんのベースにしていきました。
豆も味のベースとなる部分も、新人教育も。全部。

silo coffee standらしさを残して欲しいけど、草原くんらしさをやってみて修正して、やり続けて、結果出して。そんな繰り返しでした。
草原くんは、「嫌だ」って言わないので、何でもやってくれました。
僕の無茶振りにも答えてくれたし、ずっと1年間やり続けてくれました。
同時期に未経験者4人の研修は大変だったと思う、
僕の想いを体現してくれた。
何でも話せる相棒のような存在になってったし、やはり僕も「草原くんは草原くん」なのかなーって思います。


そんな草原くんは、お客様からしても、何でも受け入れてくれる優しい存在。
新しいお店の名前の【calmside】は草原くんにピッタリな名前だと思ってます。

僕は、コミュニティを引き継いでくれた草原くんには本当に感謝してます。
草原くんで良かったと心から思ってます。
コミュニティをお客様を、美味しいコーヒーを安心してお任せられることができて、ホッとしてます。


もう残りはあと僅か。
僕はなんだかんだ寂しい気持ちがいっぱいです。
だから是非、皆さんのsilo coffee standへの想いは聞きたいので、ストーリーにでもメッセージもらえたら嬉しいです。



これからの草原くんのコミュニティも、
これからの僕やsilo coffee standが関わる新しいコミュニティも、たくさん人に楽しく、幸せな時間を提供できるコミュニティになると思います。

本当にたくさんの人と知り合えたコーヒースタンド。
僕だけじゃなく、バリスタみんなも、お客様みんなで作った素敵なコミュニティでした。

この縁は途絶えることなく、続けます。
縁は繋げ続けることが、前に楽しく進む大切なこと一歩だと思います。

僕もsilo coffee standも、
草原くんもcalmsideも、
チャレンジしていきます。
これからも応援よろしくお願いします。

そして本当にありがとうございました!
残り3日(これを書いてるのは12/28です)よろしくお願いします!


ヤベケンタ

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