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スクリーンの先の、50人の学生さん

ひょんな縁から大学生50人くらいのクラスに呼んでいただいてお話しさせて頂きました。

コロナの間、在宅勤務となり、家族もいない単身赴任、NZの片田舎で暇を持て余していたので、オンラインで色々遊んでいます。そんな中、オンライングループで出会ったお友達に大学の先生がいらっしゃり、学生向けキャリア形成授業の一環として、海外で働くことを語って欲しいと言われたのが今年の夏ごろの話。

そのクラスで聴講されてたのが今回お呼び頂いた先生で上期に1コマお話しさせて頂きました。そこそこ評判良かったのか、今回またまたお声かけ頂いたものです。で、今回は週をまたいで2コマも頂きました。

コロナ禍でまともに大学にも通えず、授業はもっぱらオンライン。友達との交流もほとんどないという大学一年生を主としたクラスだったので、なんか前向きに、ちょっとでも背中を押せるような話をしたいなぁ、と思って「チャレンジすること」「働くこと・学ぶことって?」ってのをテーマに、自分の経験をもとにお話しさせて頂きました。

2コマ目のフィードバックはまだですが、1コマ目のは私が伝えたいと思っていたことがちゃんと伝わって、学生さん皆さんが自分を振り返り、我がこととして持ち帰ってくれたようですごくうれしいです。

で、思ったのは、今の学生さんは素直でまじめだな、ってこと。

わが身を振り返ると、学生生活を送っていたのはもう20年以上前の話ですが、すごく自堕落な学生生活を送っており、授業もサボるし、たまに出た授業でも感想なんて特にない、ってもんでした。例えば、同じような授業を受けて感想を求められても「参考になりました。ありがとうございました。」程度のものでしょう。

しかし、学生さんたちは聴講者のほぼ全員がちゃんとフィードバックしてくれて、すべて目を通すのに1時間くらいはかかったくらいです。これは講師冥利につきるというもので、誰かのために何か出来たというのは本当に幸せなことだなぁ、と思います。

それもこれも、オンラインで大学の先生に知り合いにならなかったからこんな出会いは生まれなかったわけで、さらにオンラインじゃなければNZから授業には参加出来ないわけで、私にとってはコロナによるいい方の影響であるなぁと。

今後ともこういう活動を続けていきたいなと思っています。

話させてやってもよいぞ、って方いらっしゃればいつでもお声かけて頂ければと思います。

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