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【制作記】Assault Intercessors

■まえがき

まいど。
Warhammer 40K 2K 戦に向けて、Battleline を増強することにしました。
ただいつものように赤で塗るのではなく、Death Company 仕様にします。Death Company としてデータが存在するのは Intercessor なので、色を変えることで参照データが変わることはありません。

ちなみに、Death Company とは Blood Angels の固有中隊で、〈黒き怒り〉に取り憑かれてしまった人たち。Blood Angels には遺伝種子に障害を有しており、〈赤き飢え〉と〈黒き怒り〉という2つの呪いを抱えているのです。
〈黒き怒り〉に飲み込まれてしまった彼らは、自分がサングィニウスにでもなったかのように激しい怒りに駆られ、正常な判断ができず、過去と現在、敵と味方の区別すら出来ず、あらゆる"敵"を撃滅するまで戦い続けるという。そんな彼らは〈死神の団 (Death Company)〉に送られるのです。


■制作過程

というわけで、げきおこマリーンを作っていきます。
使用するキットは〈週刊ウォーハンマー Imperium〉に付属している Assault Intercessor (5体) です。週刊ウォーハンマー全体では3体、5体、5体の13体手に入ります。EtB (イージー・トゥ・ビルド) なのでポーズと武装は固定されますが、安く手に入るのでおすすめです。

週刊ウォーハンマー Imperium 13号より

EtB とは、接着剤を必要としない、スナップフィットのキットをさします。
上手にはまらないから嫌われがちですが、差込口に流し込み接着剤を入れてはめるときれいにはまります。(接着剤不要とは……)
表面処理についてはこちらを参照ください。

ちなみに、このキットはプラズマピストルを装備させてのヘルメットスタイルにできないので、腰にぶら下げたヘルメットを切り落とし、ビッツパーツから Sargent 用のヘルメットを使います。Sargent 用に用意したのはおでこに髑髏の意匠があるものです。
まずはアンダーコートを行います。Chaos Black を使用しました。

夜に吹いたので前面を吹きそこなっています。うっすらついてはいるので、このまま Base の塗装へ移ります。
(´・ω・).o0( だからなぜ夜間帯に吹くのだ
ちなみに一番右にいる子は頂き物で、Assault Intercessor のフリーミニチュアを譲り受けたものです。数が合わなくなるのであとでなんとかします。なんとか。

カラースキーム検討中

譲り受けた子で色の配置を確認しています。バックパックの排気口?の頭を赤くしてしまったのですが、その場所を赤くするのは Sargent なので、のちほど黒に戻しておきます。いつものカラーリングから赤と黒を入れ替えただけですが、一箇所だけデスカン仕様で塗っている場所があります。

5体分のBase塗装完了

配色が決まったので Base の塗装です。今回は Abddon Black でなければ P3 の Thamar Black でもありません。Base〈Corvus Black〉です。理由は黒にも Shade をしてみたいから、ちゃんと明暗つけたいからです。Shade には Contrast〈Black Templar〉を使用しています。右上の子が墨入れまでしている状態です。
Base 塗装は Warhammer Store & Cafe tokyo で行っています。ちょうど平日のお休みでペイント修行に行っていました。その際、Shade するなら何がいいですかねえ?とちさと先生にお伺いしたら即答で Black Templar でした。ちょっと買ってくるわ。その場で塗料を購入し、早速導入した次第です。
墨入れ後の子を見てもらって、こういうところも塗っちゃう、と更に助言を頂いたので、もう少し Shade を塗っていきます。

(´・ω・).o0( 赤を塗る前に黒の墨入れすればよかったなどと

赤も乗せていきます。赤の定番 Base〈Mephiston Red〉です。

銀は Base〈Leadbelcher〉、金はBase〈Balthasar Gold〉をそれぞれ。

インナーアーマーですが、Base〈Leadbelcher〉を塗った後、Contrast〈Flesh Tearers Red〉を塗ることにしました。金属感が残っていい感じですね。動画を見る限り、鋼の筋肉をまとっている印象を受けたので、下地をシルバーにしています。
革部分は Base〈Rhinox Hide〉を塗る予定です。
赤の Shade ですが、今回は Shade〈Drakenhof Nightshade〉を使用しています。赤に青を塗ると紫ではなく黒になると聞いたからです。赤の Shade や Contrast を塗るより自然に明暗がつけられる気がします(当社比)

Sargent のハイライト作業

ハイライト作業に入ります。仕上げていきますよ。仕上げ時はこの様にバラして塗り残しがないことに気をつけて塗り進めていくのですが、見えるのに筆が入らなくてイライラしちゃうのでバラします。
EtBのジョイント、なぜか竹楊枝がサイズピッタリなんですよね。とんがってない方。


バックパック真ん中の赤がデフォルメバッテンに見えるのがちょっとかわいいんですよ。これが前述していたデスカン仕様のポイントです。赤と黒のハイライトまで終わりました。長い直線のハイライトが蛇行していますね。まだまだ精進が必要です。
ちなみに銀のハイライトですが、赤と同じく〈Drakenhof Nightshade〉を使用しています。ちょっとリッチな感じの銀色になるので好きです。
黒の Shade として使った〈Black Templar〉ですが、塗布箇所がテカテカしていたので〈Lhamian Medium〉をうす~く塗布してテカリを抑えました。まだテカっている箇所があるのでもう少し調整します。それが終わったら銀のハイライト、それからピュリティシールの塗装へ進みますよ。

Sargent 完成しました。
ピュリティーシールはクラシックスタイルではなく Base〈Corax White〉から立ち上げ、Shade〈Agrax Earthshade〉再び〈Corax White〉に戻します。でもイメージと違うので、次の子は別のレシピで試す予定です。ドットハイライトを施し、デカールも貼り付けてあげました。胸の盾に貼った徽章が少し中央からずれたのが残念ですが、まあいいしょう。及第点です(^ω^)
他の子も仕上げていきます。


続いて二人目を仕上げていきます。
加護シールのレシピは〈Agrax Earthshade〉から〈Nuln Oil〉へ変更しました。写真に写っていませんね……。紫のような青のような、うっすらとした寒色の Shade がついたのでこれで決まりにしようと思います。これは差し色的に寒色系の方が映えるんじゃない?と Cafe のちさとさんにご助言賜ったやつですね。

一般兵なので肩パッドなどの反転はなし。普段のブラッドエンジェルスキームをそのまま反転した形+バックパックのばってんを赤に塗り上げています。

残り三人

塗料が残っていたら残りのメンバーも塗るという作業を繰り返していたら、他の子たちもかなり仕上がっていました。まだ Shade していない子もいるので、三人目に着手します。



ボディのハイライト、部分的に荒れていますね……。集中力が続かなかったのでしょう。三人目は目の発光表現に挑戦しています。

いかがでしょうか?光っている様に見えますでしょうか?
こちらの動画を参考に作業しました。

なんだかハイライトの精度が雑になってきている気がするので、いまいちど丁寧を心がけて作業しないとですね。写真で見ると本当に目立ちます……


残り二体、ほぼほぼ仕上がっていたので、ハイライトを整えて、ベースの作業へ移りましょう。別段、凝ったことはしませんよ。ただテクスチャーを塗るだけでは味気ないので、ちょっとだけ石などを置いたりします。

そして完成したのがこちら。

照明が明るすぎたのと、彩度を上げすぎました。実物の赤はここまできつくないです(苦笑)


■使用カラー

Inner Armour
 Base: Leadbelcher
 Contrast: Flesh Tearers Red
Red Armour
 Base: Mephiston Red
 Shade: Drakenhof Nightshade
 Highlight: Evil Sunz Scarlet, Wild Rider Red, Ungor Flesh
Black Armour
 Base: Corvus Black
 Contrast: Black Templar
 Highlight: Eshin Gray, Dawnstone
Gold Armour
 Base:Balthasar Gold(old)
 Shade: Flesh Tearers Red
 Highlight: Brass Scorpion, Canopter Arroy
Silver Armour
 Base: Leadbelcher
 Shade: Drakenhof Nightshade
 Highlight: Ironbreaker, Stormhost Silver
Purity Seal
 Base: Corax White
 Shade: Nuln Oil
 Base: Corax White

Plasma
 Base: Corax White
 Contrast: Frostheart


■あとがき

しっかり記録を取って記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか?
自分への記録という意味もありますが。
加護シールのレシピ、目の発光表現、変更や挑戦したユニットでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
またね。

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