「南伝仏教と上座部仏教ってなに?」

「南伝仏教」と「上座部仏教」は、同じ種類の仏教のことを言っています。

### 上座部仏教(南伝仏教)とは?

**上座部仏教**(じょうざぶぶっきょう)は、仏教の中で一番古いグループの一つです。このグループは、仏教の教えを昔のまま守ることを大切にしています。

### 南伝仏教の由来

**南伝仏教**という名前は、この仏教がインドから南の国々、たとえばスリランカやタイなどに伝わったことから来ています。だから、「南伝(南に伝わった)」と言われています。一方で、インドから中国や日本など北の方に伝わった仏教は「北伝仏教」と呼ばれます。

### 特徴

1. **お経**: 上座部仏教では「パーリ語」という言葉で書かれたお経を使います。
2. **ルール**: とても厳しいルールがあり、とくにお坊さんたちはそのルールをしっかり守ることが求められます。
3. **修行**: 一人ひとりが一生懸命修行して、仏様のように悟りを開くことを目指します。

### 大乗仏教との違い

上座部仏教とよく比べられるのが**大乗仏教**(だいじょうぶっきょう)という別の仏教です。大乗仏教は、みんなが一緒に悟りを開けるように助け合うことを大切にします。それに対して、上座部仏教は一人ひとりが自分の力で悟りを目指すことを大切にしています。

まとめると、「南伝仏教」と「上座部仏教」は同じ仏教で、特に東南アジアの国々で信じられているものです。

これでわかりやすくなったかな?他にも聞きたいことがあれば教えてね。

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