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[日記]2020年11月23日(月)

 日中は鎌倉支店の準備をする。値付を終わらせて、荷物の発送を行う。本の紹介などもすることができて、ここ数日間の遅れを取り戻したような気持ちとなる。十一月もそろそろ終わりを迎える。まだやらねばならないことが幾多もあるので、まだまだ駆け抜けなければならない。

 書いていた小説もひとまず結末まで辿り着く。後は細かい箇所を注意深く推敲するのみである。なんとか提出まで間に合いそうで良かった。最後まで気を引き締めて読まなければと思う。

 夕方より祖母の葬式のために帰る。このような形で帰ることになるとは思わなかった。煩瑣なことが続いてゆく中でも、家族がひとまずは落ち着いていたので良かったと思う。夕飯も家族で食べ、居間で寛いでいると片隅に小さなクリスマスツリーを見つける。少しだけ救われた気がする。

 寝る前にベランダへ出る。雲はあれども、月も星も綺麗に見える澄んだ空が広がっている。月は燃えるように輝いている。思わず写真に収めると、日の出の太陽の様相をしている。月と太陽を同時に見たような気がして、空を見上げた一昨日のことを思い出すのである。

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