[日記]2021年1月16日(土)
BREWBOOKSでの打ち合わせの前に、例の如く古本屋に寄る。舌の根も乾かぬうちにとは言うが、この場合は踵を返す前にとでも言うのだろうか。昨晩訪れた西荻窪に、再び足を運ぶ。何軒かの古本屋を巡り、『アルファベットの傷口』(多和田葉子著 河出書房新社)を入手する。後に『文字移植』と改題され文庫化される物語の源流を掴むことができて嬉しい。
BREWBOOKSにて今後の企画に関する打ち合わせを行う。本の話をしていると、まだ読んでいない本の多さに途方に暮れる。人生の残りの時間にお