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【スキルアップしたい人にオススメ。】取材・執筆・推敲ー書く人の教科書


これからライターとして活動しようという人ももちろん、人と話したり、誰かに説明するのが苦手な方、どんな分野でも、スキルアップをしたいと考える方におすすめしたい。

理由は、誰が身に着けても役に立つ3つの力を身に着けることにつながるから。

1「観察力」の重要性と、観察力の鍛え方
2「聴く力」と、相手に興味を持つ方法
3「質問する力」


1「観察力」の重要性と、観察力の鍛え方

能動的に観察する力を鍛えらる方法が紹介されています。観察はどんな仕事をしていても、先輩の技術を盗んだり、お客様の様子から考えていることを予測したりと、役に立つスキルだと思う。

古賀さんは作中で、「優れた画家は画力以前に「目」がすぐれている。下手な人は書き終わるのが早い。見るべき対象は、もっとたくさんあり、そこを見ておらず、書けないから下手。」とおっしゃっていた。

正直耳が痛い。絵を書いてみても、まったくうまく書けないず、色と形からリンゴと判別ができる、というだけの絵が完成する。平面に立体のものを再現するのは難しいとかそんな次元じゃない。例えばリンゴだったら、ただ赤く塗っているだけになってしまっている。ツヤや、影、色のムラ、質感などみるべき箇所はたくさんある。そこを見れていないということ。

書くときもその通りで、もっと細かく見る目を持っていたら、もっといい表現や、工夫した表現多々があると思う。説明する力などにもつながりそうだし、観察力を鍛えたい。著書の中にコツも乗っていたので、チャレンジしてみる。


2「聴く力」と、相手に興味を持つ方法

人と関わる仕事なら確実に役立つし、私生活でも、家族や友達との関係に確実に役立つ力。人と話すのが苦手で、ほとんど喋らない状態を貫きがちな私みたいな人にこそ、必要なスキル。

「人はまず、「聴いてもらいたい」。相手の声をさえぎることなく聴く。自らの意思で、能動的に「聴く」姿勢を示すとしゃべってくれる。」とおっしゃっていた。
確かに、人に話を聞いて貰うのは、気持ちいいし、そうだと思う。

この本のいい点として、コツもきちんと載せてくれていて、かつ実践できそうな内容わかりやすいものが多く、とてもありがたいと思う。

能動的に聴くコツのうち1つとして、相手を好きになるといい、というアドバイスがあった。しかしそれだけではなく、相手に興味を持つ、好きになるために相手の情報収集をするなど具体的で実行しやすい対策もあって、私でも実行できそうなものが多々あった。こちらもやってみる。


3「質問する力」

仕事や勉強の際に、何か腑に落ちないけれど、どこがわからないのか、なにを聞いておくべきなのかもよく分からない事がたまにあって、どうすればいいのか、対処に困ってしまうことも。その対策として、なにを聞くべきなのか、を考える力に結び付く、質問する力は重要。

「自分から仮説を立てて質問し、自分のこころを自分で動かす。」とおっしゃっていた。質問の考え方についても、考え方が明示されていて、参考になります。

ライターだけでなく、どんな仕事をしている方でも、役に立つスキルばかり。実践には時間が必要ですが、少しずつ実践していきたい。


これを書く前に、「嫌われる勇気」という同じ著者さんの出版した本も少し読んでみた。

完璧主義が書かない理由というか、先延ばしの理由になっている気がする…
まさに私のことだった。
なかなか本の感想書けていなかった💦

感想を書くのって本当に難しい😓

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