まざふぁか偶数

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日付が今日になっても眠れないもんだから、読書でもしようと思って、まだ読んでなかった「蛇を踏む/川上弘美」を取った。 小説読むときは、登場人物をすぐ自分に当てはめたり、変な考察をしがち。でも、きっと今回の小説はそんなこと考えずに読んだ方が良かったなあ、なんて読後に思った。 妙なこと考えずにストレートに読んだ方が面白いのもあるよね。雰囲気とか文体?がいいやつ。村上春樹とか。あと、私が文体なんて言葉使うのはアレですね。アレ。

    • 共感星で

      共感できるものが周りにあると、それは自分を静かに肯定してくれて、それは、それは心地がよい。 共感できる人、言葉、音楽、ニュース、集団。自分の周りを共感だらけにして、いつの間にか私は共感星の住民になってしまった。 共感できないものは星の外へ追い出す。時間をかければ自分の中で受け入れられそうなモノも、共感できないと決めつけ、知らないふりをする。 そうやって、自分の星で、共感できるものと暮らし、なぐさめ合って、びくびくしているばかりである。 いつしか、星の外へ追いやられたモ

      • 意識したら負け

        自然にできていたことが、意識するとできなくなる場合ってありますよね。 歩き方、立ち方 歩き方と立ち方は意識するとわからなくなることがあります。歩き方については、腕の振りぐあい、歩く速度、歩幅や姿勢など。立ち方については、うでの場所、肩の力のぐあい、背筋ののびぐあいなど。今までは無意識に良いバランスを保っていたであろうものが、意識し出すと崩壊します。 そもそも自分の歩き方など誰も気にしません。スーパーモデルでもないし。しかし、そのことが頭にあっても、歩き方や立ち方を意識し

        • 蹴りたい背中【読書メモ】

          幼さについて 他人と比べて初めて気づく自分の幼さ。 p133~ 知らぬ間に大人っぽくなっている絹代と、中学生の頃と変わらないハツ。 大人っぽさと幼さの間にできる壁みたいなものを感じる。 高校という場所 そもそも学校には様々な人間がいる。同世代、同じ地域、同じ学力などの要素だけで同じ空間に入れられるから、みんながみんな仲良くなれるわけじゃない。 メイクをしている人、していない人、関係なしに同じ空間で過ごすことになるから、そこでみじめになったりならなかったり。 ハ