洞察力 page5
前回は洞察力を鍛えるのに必要な五感、"視覚"について話をしました。
今回は"聴覚"について考えていきます。
"聴覚"
聴覚は聞く事ですよね。
洞察力を鍛えるうえでも重要になってきます。
何を聞けばいいのか?
そしてそれを聞いてどう考えればいいのか?
考えていきたいと思います。
音を聞くのは耳ですよね。
そして、耳を澄ます、耳を傾ける、聞き耳を立てる、等言いますよね。
どれも耳に集中するということです。
目は動かせば上下左右のものを見れます、耳も同じで集中したところを聞く事が出来ます。
音楽を聞いていても、ボーカルの声だけ集中して聞いたり、ピアノの音だけ集中して聞いたり出来ますし、考えを集中している時には一切耳に音が入ってこない状態にも出来ますよね。
とても器用だと認識して下さい。
では相手の気持ちを、相手の声を聞いて分かるようになるにはどうすればいいのか、考えていきましょう。
まずは分かっている事からはじめていきます。
相手が怒っている時、大声、怒鳴り声、怒りをこらえている声と、相手が怒っているのが聞けば分かる時があります。
相手が悲しんでいる時、涙声、震え声、悲しみをこらえている声、相手が悲しんでいるのが聞けば分かる時があります。
相手が喜んでいる時、はしゃぐ声、浮かれた声、喜びを噛みしめている声、相手が喜んでいるのが聞けば分かる時があります。
相手の感情が声を聞いただけで分かる時がありますよね。
これを鍛えればもっと相手の声や話を聞けば分かるようになるのです。
例えば、毎日のように電話で話している友達から電話がかかってきました、
あなた「もしもし」
友達 「もしもし、いま大丈夫?」
あなた「大丈夫」
友達 「ちょっと聞いて欲しい事があって」
あなた 「んっ何?」
友達 「今日、実はね…」
あなた 「えっどうしたの?」
と電話の会話があったとします。
良い事を報告しようとしているのか、悪い事を報告しようとしているのか、どこを聞けばこの時点で分かるのでしょうか?
考えてみて下さい。
今回はここまでです。
続きは後日投稿致します。
次回"洞察力 page6"です。
読んで下さった方、ありがとうございます。
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