見出し画像

クリエイターキングダム アーカイブ視聴まとめ-感想/上司とサタケ戦略アミーゴ


上司ニシグチさん…3つめのセッション!(お疲れ様です…!)

何も打ち合わせしてないらしいセッション。
ニシグチさん先生、サタケさんが生徒っぽいと、ギャラリーの皆様に突っ込まれる(笑)
お二人のネクタイの色はメインビジュアルのイラスト通り、ニシグチさんが赤、サタケさんが青で、修○と彰…的な感じ。

サタケシュンスケさん自己紹介

まずはサタケさんの紹介。
イラストレーターで、ニシグチさんと仲良し。
サタケさんのあだ名が王子。王子感がすごいと鷹野さんにも言われるw(わかります)
サタケさんとニシグチさんは年齢も2つ違いということで、同世代でそれもあって仲良し。

戦略その一 「走」 どうやって前に進んでいいのか!?

新型コロナウィルスの影響ありますか?
サタケさんのお仕事は、人が集まるイベント、商業施設などの広告みたいなものは、ほぼ保留。
オリンピック系の仕事もペンディング…。そして学校の講師のお仕事もなくなる…。非常勤で講師のお仕事メインの方は辛いのでは?ということ。

一方で新型コロナウィルスの影響で、出版系の中でも教材系が通常の4、5倍売れているとのことで、今後イラストの依頼は、増えるのでは?と予想。
いつまで続くかどうか漠然な不安があるけど、前に進んでいけばいいのかということを考えはじめた。

戦略その二 「攻」 どうやって仕事を取っていけばいいのか!?

サタケさんは基本営業をしてない。
しかし、取りたい仕事は自分から取りにいっている!
最近、好きなカメラマンがいて、SNS上でアピールした。

これから仕事取れる人は、対応が早い人。
時代の動きに合わせて動ける人。

例:
子供の休校に合わせて自分のイラストを線画にしてぬりえとして発信
アマビエっていう妖怪がいるらしいと聞いて、イラストをすぐ描いて、Twitterに投稿→アマビエイラスト集が出るので、そこに載せてもらえることになった。

こういうイラストは、その先仕事があると考えて描いてるわけではなく、楽しそうだなと思って描いてる。仕事は意識してるけど…。

仕事そっちのけ…というか、発信することも仕事のひとつ、と思って発信してる。
やるべきことの順番を入れ替えてやっている、という感覚。


最近は海外にもアピールしているサタケさん。
日本にはイラストの仕事がたくさんがあって、イラストレーターとして職業が成り立っている。
去年、韓国でデザインフェスタ的なイベントへ参加。韓国はイラストレーターになりたい人がたくさんいるけど、そもそもイラストで食べていけないので、海外を意識した動きをしている。
海外の人たちも日本の仕事がしたい!ということで、海外から日本へアピールしている。

でも、日本人が海外にアピールしているのは少ないので、日本以外にアピールしていっていいのでは?と考えている。
実際にいまサタケさんはヨーロッパ圏の国とお仕事している。
やり取りはGoogle翻訳で全然イケている!
いつか英語勉強して…とかじゃなくて、まずは中1の英語力でいいのでやってみるのがいいのでは?
ちなみにサタケさんは、インスタは英語で投稿している。そこから仕事がくることも。


Q:駆け出しのイラストレーターの人も、海外を意識した方がいいのか?
経験年数は関係ない。テイストが合えば採用してもらえるので、ガンガンいくのがいい!

戦略その三 「守」 どうやって準備をしていけばいいのか!?

Q:ポートフォリオととか、準備どうしてるか
ぬりえを出したのは、準備してたから出せた。
元々2011年に震災があったとき、なにかイラストレーターとして何かしたいと考えてて、準備してきた。それが出せたのが今回のタイミングだった。
実は子どものために作ってあったものを出したんだけど、震災のタイミングからずっと考えていたもの。

今回のタイミングでポートフォリオを整えたり、自分の棚卸しをやるのはとてもいい!
いまイラストレーターさんは、持ち込み営業ができないので、スキルシェアできる人を見つけるのがいいのでは?

ここから視聴者からの質問回答コーナーに

Q:価格表を求められることがあるのですが、どうしてますか?

A:僕に直接聞いてください!実際僕も人にめっちゃ聞いてます。金額を聞く人は理由を求められるので、理由付けをできるようにしておくのがよい。価格表はあくまで目安。
(単価をあげるコツは?)いままでのお客さんにお願いはしにくいけど、評価をしてくれる人に、単価を上げる交渉をして上げていってる

Q:オンラインコミュニティやらないんですか?
A:コミュニティ的なものをやることに興味があるので、そのうちオンラインコミュニティやるかも。

Q:お子さんがイラストレーターになりたい!と言ったらどうするか
環境は与えてるので、もしなるようであれば、応援する。
子供に恥ずかしいようなことをやってるつもりはない。
イラストレーター界は横のつながりが強くて、トップの人たちも優しい。大先生みたいな人がいない。天狗みたいな人は残っていない。

Q:サタケさんが飄々としてるけど、路上でイラストを売ってたり、かなり熱い人のイメージ。どこからエネルギー、続けてるのはなぜ(by清川ドラゴン)
もともとデザイナーだった。ずっと自分の名前で仕事をしてみたかった。1ミリも車に興味がなかったのに、車の広告の仕事をしていた。自分の跡がもっと見える仕事をしたい。イラストだと自分の名前が出る。だから路上で絵を売ってた。当時はSNSもなくて、それしか方法がなかったからできた。いまならSNSで絵を出してもやもやしてたと思う。原動力は、自分の名前で仕事をやりたいということ。
(※基本路上で絵で売るのはNGですよ、とのことです)

Q:サタケさんはこの先どうするのか
元々人とつながるために、コミニュケーションツールとして絵を描いている。違う才能に目覚めたら違うことをするかも?
なにか生み出せる人が強いなと今回思った。なにか作る人になりたい。
(意外とサタケさん、ビジネスライクな考え方!)

感想

サタケさん、めちゃくちゃ熱い人でした…!
震災のときできなかったら、いつか…と準備してたの、とてもステキだなと思いました。

そして、イラストは確かに、数年前から海外の人たちが日本の雑誌や広告に登場しているなという印象でしたが、イラスト市場として日本はとても大きいんですね。
あと、アジア圏のイラストを描いてる人たちは、日本文化に影響を受けてたり、日本語も堪能なイメージで、そこで日本に入りやすいのかもしれません。私の好きなバンドもタイのイラストレーターさんを起用してMVを作ったり、グッズを作ったりしてました。

デザインは確かに海外向けに…ってなると、英文字や各国の文字詰を理解してないと難しいのですが、わたしの大好きな日本人デザイナーさんがイギリスのデザイン事務所に勤めたりもしてたので、できなくはないかも?と思ったり。
あと、アメリカとか日本人多いコミュニティとかだと、日本語の出版物みたいなものを作る仕事もあったり、日本語がクールみたいなところからあえて日本語の文字のデザインを欲してるみたいなこともあるので、デザインだと難しいよなーと諦めるのではなく目をなんとなくむけておくのもいいかなと思いました。

と、いうのも、実は夫が将来海外で仕事したい的なことを結婚したときに言われて、海外でもグラフィックデザイナーとして活動する方法を結婚当初、すごく探してました。いまでもその可能性はたぶんあるので、アンテナは張っていこう、とサタケさんのお話を聞いて思いました!

そして、スキルシェア!!
確かに…!!いざ動き始めたときに、そしていま、自分ひとりだけのスキルよりも、これもできますよ的な強い味方を作っておくの、とてもいいなと思いました!!
わたしは、コーダーさんというか、マークアップエンジニアさんと仲良しになりたい…。デザイン教えられるので…。紙のデザインも教えられるので…どなたか一緒にできたらうれしいなと思います。
自分でも積極的に行動していかねば!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?