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容赦ない愛をありがとう 〜Love 4 You TOUR 2022感想〜

フィロソフィーのダンス Love 4 You TOUR 2022の東京公演@TDCを観ました。

推しであるおとはすこと十束おとはさんのラストツアーファイナルということで、前日は私のお腹まで痛くなっていました。もう情緒がおかしくなるんじゃないかと怯えていました。

でもいざ行ってみたら最高に明るくて愛にあふれたライブで、何も怯える必要はなかった。ほんとに4人はベストフォーでした。

バンドセットはやっぱりアツいし、ラジオのようにメンバーの色を感じられるおしゃべりタイムも楽しい。こんなにもフィロのスのライブって「メンバー」を感じるものだっけ〜と謎に新鮮さを抱きもしました。

まあこの点はおとはすの卒業報告を受けて「音楽を聴きに行く」というよりも「おとはすとおとはすのいるフィロのスを見に行く」という意識に変わったからかもしれません。私側の変化の話。
※一応補足すると全然ネガティブな変化ではありません。楽しみ方の幅が広がったような気持ちです。

4月に我儘ラキアとのツーマンライブを見たとき、私はこういうツイートをしていました。

今回のツアーでもまた同じ気持ちになりました。ああ4人が好きだなあと再確認できる時間でした。

■メンバー4人のこと

せっかくなのでメンバーそれぞれに対しての感想を。ツイートもしたけれど。

まずはハルちゃん! ジャスト・メモリーズのハルちゃん、かっこよかったなあ。いつもかっこいい方ではありますが、誓LOVEダボダボスウェットでもあんなにかっこいいのはすごい。最近はハルちゃん可愛い〜!!と思うことが多かったのでキメキメのハルちゃんを見られてまたグッと心を掴まれました。

マリリちゃんは歌も表情も素晴らしい上にボケ(?)とツッコミまでできるから最高。酒飲みの宴する気満々のマリちゃん、ラブでした。お菓子が歯についてないかを最前のファンに確認するおとはすに対して「お前の恥はどこにあるんだ」みたいなこと言ってたマリリちゃんのツッコミのキレ、好きでした。

あんぬちゃんで印象的だったのはファンサ。ハケるギリギリまで完璧でファンサをしてくれる。いつでもファンを大事にするという点でアイドルだなあと思います。それと同時にかっけえんです。オタクとは"""繋がってる"""とステージの上で言うあんぬちゃん、これがほんとの繋がりってことか……。

そしておとはすのこと。泣き顔よりも笑顔が印象に残るライブでよかったです。泣くのが悪いわけじゃないし私もめちゃ泣きましたが、全体として明るく楽しい愛の空間を作ってくれたところにおとはすやフィロのスのアイドル魂を感じました。ライブの思い出をきちんと幸せなものにしてくれてありがとう。そんな姿勢がやっぱり好きです。

振り返って4人に共通するなあと思うのは、楽しむための強さがあることです。漫画「ハイキュー!!」で「勝負事で本当に楽しむ為には、強さが要る」というセリフがありまして、フィロのスを見ているとそれを思い出します。自由にできるだけのゆとりや自信がないとできないことってきっとありますよね。

そういえばツアー後のおとはすのツイートを見て、おとはすはとっても強くなったんだなあと思いました。

そんなおとはすの姿を見られて、ファンとしてはとても嬉しいです。

■過去公演との演出の変化

メンバーそれぞれの話をしたので、最後にグループとしての演出の話について。

フィロのスは2人組×2というより1×4だと思っていますが、マリちゃんハルちゃんコンビはコンビとして演出されることも増えていくのかなあと思いました。コント→「誓い合ったんだってね、LOVE」前の、二人で歌い上げるシーンは最強の二人という感じ。歌を楽しんでいるのが伝わってきてかっこよかった。

とはいえマリちゃんハルちゃんだけが推されていたわけではありません。「ダンス・ファウンダー」の「新しいダンスを」を4人全員で歌い繋ぐところでは思わず涙が……。去年の生誕祭で「最初は歌割全然なかったね」と話してたおとはす&あんぬちゃんのこと、「ライブ・ライフ」MV冒頭で「私はフィロソフィーのダンスに必要ないんじゃないか」と話していたおとはすのこと。いろんなことを思い出しました。

平等な歌割絶対派ではないので歌ごとに分量が違っていいしそれぞれの個性が出てこそフィロのスだと思っていますが、4人でやる最後のツアーでいつも以上に4人を感じられる演出で嬉しかったです。

この先どういうライブ演出がなされるのか、そもそも今の4人でなくなったフィロソフィーのダンスがどういうライブをやるのか。正直あまり想像がつきません。

ただ今回のライブが楽しくて幸せで愛に溢れていたことは私にとって事実なので、今はその思い出を大事にしたいと思います。