個人的SZ楽曲大賞2021

Sexy Zone楽曲大賞2011-2021の発表がありましたね。ファン発でこういう企画があるなんて面白いなあと思いながら見ておりました。1位は「RUN」、めでたい。

私も投票したのでここで供養を……と思ったのですが、投票文を読み返したら「10月24日の私はなぜこれを選ばなかった??」みたいなことが多々あったので、過去の自分に突っ込みを入れながら投票を振り返りたいと思います。

■ NOT FOUND

【投票コメント】
SZの歴史を知らずに聞いたとき「自分たちの生き様を歌ったような歌」というメンバーのコメントに「あんなにキラキラしてるのにこの歌に共感する感じなの!?」と衝撃を受けたから。初めて買ったSZのCDです

また、夜明けを「彼は誰時」と表現しているのが大好きです。グループとしての夜明けという意味はもちろん、「あの人は誰?=(彼は誰?)」「あの人ってSexy Zoneなんだ」という注目を浴びる日の到来も感じさせる歌詞だなと感じます。箱推しですが風磨歌詞担になりそうです。

MVの最後に不思議な世界を去っていくメンバーを見ると「バベル九朔」の世界観と重ねて「居心地のいい場所を出てでも夢を追い続ける」という決意表明を感じます。「聞け 我らが轟かすname」の通り、轟かせてほしい!!

「彼は誰時」とMVのラストの話、いつでもどこでもしてるな……。でも私の「NOT DOUND」の好きポイントはここに詰まっているので悔いなしです。

SZ楽曲大賞だと6位。引用されていた投票コメントでも「彼は誰時」に言及があり、やっぱりそこ最高ですよね~~と思いました。

■ LET'S  MUSIC

【投票コメント】
SZの幅広い音楽性に通じる歌詞やノれる曲調が大好きだから。人にプレゼントするために初めて同じ形態を複数枚買ったほど好きです。

おい、コメントが浅いぞ!!!!
ノッファのコメントで力尽きた感が否めません。

なので改めて書きますが……。
ジャンルレスに鮮やかに広がっていくぞという意思と音楽への愛を感じる一曲だなと思います。私のイメージする概念としてのSZ楽曲はレツミュ。ペジコンのライブ映像から入って「Twilight Sunset」や「UNSTOPPABLE」に惹かれたSexy裏口入学Loversなので異端の自覚はあります。「かわいいアイドルのセクゾちゃん」から入るセクラバ人生も楽しかっただろうな。

また、元々フィロソフィーのダンスというグループのオタクなので、レツミュにはフィロのスと魂の親和性を感じて好きです。ツイートを遡ったらリリース前から「フィロのスオタはレツミュ好きだよ」って話をしてました。魂の話にはメンバーからふぁぼが来ていたのでいつかつながると信じています。

SZ楽曲大賞だと37位でした。200曲くらいあるうちの37位、結構上なのでは? えへへ……(お前はレツミュのなんなんだ)

■ Blessed

【投票コメント】
受容力の高さを感じる歌詞にSZらしさを感じるから。「昨日より今日を好きと思えた It's enough for you right now」と、仕事で落ち込んだ夜に励ましてくれる1曲です。

「それでいいよ」もそうですが、Sexy Zoneは今を肯定する力が強いですよね。「RUN」や「麒麟の子」、「O.N.E ~Our New Era~」のようにある種戦闘力の高い楽曲を歌いながら、こういう肯定力の高い楽曲も歌えるのが面白いなあと思います。

SZ楽曲大賞だと58位でした。「Spark Light」と同じ順位。え、「Spark Light」に投票してなくない!?!?!?なんで!?!!??!(知らんがな)

■ Change the world

【投票コメント】
つらいときでも前を向かせてくれる歌だから。RUNが走ってる人への応援歌なら、この歌は立ち止まった人をまた走らせてくれる歌だと思います。「"枯れても咲いたんだ"」に説得力があるのは10年の経験があってこそ。今だからこそ歌える曲だと感じます。

「RUNが走ってる人への応援歌なら、この歌は立ち止まった人をまた走らせてくれる歌」の分かりみがすごくて10/24の自分と握手。

「枯れても咲いたんだ」は、今上手く笑えなくても前を向ける時が来るから大丈夫だよと言ってくれている気がしてすごく好きです。枯れていると実感したことがなければ、この歌詞は出てこないでしょう。「枯れないよ いつまでも」と歌った5周年から10周年まで、新規には追いきれないほどのいろんな困難があったんだろうなあと想像します。メンバーも応援してきたファンもすごい。

SZ楽曲大賞だと16位でした。うむうむ。

■ Unreality

【投票コメント】
ただただ曲として好きだから。特に年上組の歌の上手さにやられます。ふまけんによる主旋律歌い継ぎと1番2番でパート入れ替えが好きなんだとこの曲で気が付きました。

リペコンを見た後に投票したんだろうなって感じのコメント!
ふまけんによる主旋律歌い継ぎと1番2番でパート入れ替えが大好きなのでもちろん「タイムトラベル」も好きです。なんで投票しなかったんだ(2回目)

SZ楽曲大賞だと11位。思ったより上でしたが、そういえば10周年のファン投票でも上位でしたね。納得。引用されていた投票コメントの「アンタらの顔がUnreality」には爆笑でした。

■ SZ楽曲と紐づく思い出が増えますように

SZ楽曲の面白いところは、キラキラアイドルソングと言われてもジャニーズトンチキと言われても等身大ポップスと言われても納得がいくところです。個人的には風磨くんが目指していると語っていた「等身大のポップス」が好きですが、気が付いたらDuバィを口ずさんでるときもありますからね……。

アイドルとしての夢やエネルギーの与え方はさまざまで、正解はないと思います。遠い空の上でキラキラ輝いて上を向かせるという方法もあれば、隣で寄り添って顔を上げさせるという方法もある。現実なんか忘れて笑い飛ばそうという励まし方だってある。

ジャニーズらしい楽曲の幅広さ、そして歩んできた歴史を思うと、Sexy Zoneはいろんな励まし方ができるグループだなと思います。ステージの上でキラキラと輝くときも、ファンの近くで寄り添うときも、説得力があって好きです。

そうやって励ましてくれる楽曲たちは、聞き手の生活に根付きます。これは生活臭のする等身大ポップスだけの話ではありません。キラキラファンタジックソングでも、トンチキソングでも、聞き手の思い出に結び付けばその人の人生に根付いた一曲になるはずです。SZ楽曲大賞でもDuバィに対して「私にとっては永遠にトキメキソング」というコメントが寄せられていましたしね。

Sexy Zoneに出会う前の自分の人生を振り返ってみると、いうてもセクゾ世代、かつ15~16年あたりはバレーボールの試合を見ていたので、「Cha Cha Cha チャンピオン」や「勝利の日まで」はなんとなく歌えましたし「Stand up! Speak out!」にも聞き覚えがありました。カラオケで必ず「ぎゅっと」を歌う嵐オタの友人もいました。小学生のときにKAT-TUNのCDを買って以降ジャニーズには無縁の人生だと思っていましたが、意外と私の人生の中にもSZ楽曲がいたようです。そして今ではすっかり日々の支えです。

きっとこれからも、Sexy Zoneの楽曲と結びつく経験や思い出が増えたり変わったりしていくでしょう。現にこの1か月で「RUN」に励まされることが続き、「なんで『RUN』に投票しなかった??」と思うくらい好きになりました。来年もSZ楽曲大賞があれば、自分はどの曲に投票し、なんと言っているんでしょうね。全然違うこと書きそうだなあ……。

早くも来年のことを考えてしまいましたが、まだユニット/ソロ部門、現場部門、担当アンケートの発表が残っていますね。 担当決め切れないマンなので担当アンケートは未回答にしちゃいましたが、どれも結果とコメントが楽しみです。

■ 余談:中島さんの「音楽に特化したグループ」の話

投票文の供養ついでに、出すタイミングを見失って下書きに寝かせていた話を書いておきます。11月4日のQrzoneで中島さんが話していた「音楽に特化したグループでありたい」を聞いて思ったことです。

音楽活動からファンになったタイプなので偏った意見なのは承知の上ですが、メンバーそれぞれがバラエティやお芝居などで活躍する中でグループとして活動する意味を考えるなら、その一つに音楽があるのかなあと思います。

もちろんグループでドタバタバラエティをやっているのも大好きですし、「イノセントデイズ」のMVのようにメンバー全員でお芝居する日が来たら小躍りします。ただ、5人それぞれの個性を存分に活かしながら楽曲やライブにまとめ上げていくことは、グループじゃないとできないことなんじゃないかなあと思っています。その点に関しては菊池さんを筆頭にSexy Zoneを信じているので。

今後、各々グループ外での音楽活動があるかもしれませんが、個人として、グループとしての成長を記録しているのは、やはりグループの音楽活動であるはず。そのときその瞬間の結実としての音楽に、これからも出合えたら嬉しいです。