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フィロのスオタ的LET'S MUSICがめっちゃいいという話

この話は何回もTwitterでしてるのですが、年内で一区切りつけようと思って筆を取りました。

2021年にリリースされた曲で、Sexy Zoneの「LET'S MUSIC」という曲があります。

音楽ってもちろん各ジャンルへのリスペクトも大事ですが、「音楽」という括りで楽しみたいこともあります。「LET'S MUSIC」はそういうボーダーレスな音楽を体現した曲だなと思います。

J-Pop? Jazz? R&B?
Hip-Hop? Hose? Rock'n Roll?
Dub-Step? Trap? Love Ballad?
Tonight's the night! Let's go!

この音に群がれ Can't stop ain't nobody

↑ここ、推し歌詞です。
Sexy Zoneの音楽がジャンルを越えて広がっていくのを誰も止められない。そんな気持ちになれます。

ここからフィロソフィーのダンスとSexy Zoneの掛け持ちにしか通じない話をしますが、LET'S MUSICってダンス・ファウンダーと同じ魂を持ってませんか????

リリース前からこの話をしてるのでもう10ヶ月くらいそう言ってます。歌詞を見るたびに思います。

ここに間違ったステップなんてないんだ
誰のものでもない方法を踊れ
こわしていけばいい、今さらもういいよ
世界のボーダー!

「いやいやアイドルの音楽ってだいたいジャンルレスよ」と言われそうな気もしますが、個人的にはアイドルがどうだとか他のグループがどうだとか関係なく、好きな2グループが共にチャレンジングで音楽に貪欲なことが嬉しくて仕方ないです。どっちも音楽から好きになったので……。

「キラキラアイドルソング」なり「ファンク」なり、どちらのグループにもルーツになる音楽の形があります。でもその枠を越えて、あるいはグループなりの色をつけて、自分たちの音楽を作ろうとしている気概が好きです。

フィロソフィーのダンスは特にメジャーデビューしてから曲の幅が広がりましたし、Sexy Zoneも過去作品を追いかけていると今の幅広さまで広がっていったのはすごいなと思います。

特にシングルの幅が広がったのがすごい。アルバムやカップリングだと昔からいろいろ歌ってるのですが(私も最近知りました)、それをシングルでもやれるようになったところに積み重ねを感じます。

一方で、私はフィロのスの「アイドル」というジャンルへのリスペクトを持ち続けている姿勢が好きです。「"もはや"アイドルじゃない」などと評されることもあるフィロのスですが、ともするとアイドルを下に見るようなこういう見方にも冷静だなと思います。

アイドルであることは私たちの誇りだし、捨てたくないですね。(……)フィロソフィーのダンスは今後もアイドルの看板を背負って、たくさんの方に愛されるグループになりたいと思いますし、私たちをきっかけにアイドルというジャンルに興味を持ってくれる方も増やしていきたいです。
ーー「フィロソフィーのダンスとボーダーレスなアイドル像を考える」前編
私がアイドルになって本当に大事だなと学んだことは、ファンの方たちとの距離感や精神面のことであって、パフォーマンスのジャンルや質はまったく関係ないんですよね。(……)パフォーマンスがどんなに変わっていこうと、私たちのマインドは絶対にアイドルなんです。
ーー「フィロソフィーのダンスとボーダーレスなアイドル像を考える」後編

同じことをSexy Zoneにも感じます。ジャニーズだからこうだと制限せずに、一方でマルチな活躍をしてきたジャニーズの歴史へのリスペクトも忘れずに。そしてそんな姿勢が詰まった一曲が「LET'S MUSIC」だと思うのです。

長々と書きましたが、Sexy Zoneも好きになったフィロのスオタとして言いたいことは「LET'S MUSICがもっと聞かれてほしい。そしてフィロのスとセクゾの掛け持ちが増えてほしい」。

2021年も2グループの音楽を楽しませてもらいました。2022年、どんな音楽が飛び出してくるのか今から待ち遠しいです。