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SZ10THに見る「Sexy Zoneになりたい」のその先

Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH について、全体の感想演出の話は書きましたので、今回はメッセージ性の話。

メッセージ性の強いSexy Zoneのライブが好きなので、今回もまた胸を打たれました。

最後の映像で、

"Can we be like Sexy Zone one day?"
"Yes, if you can be yourself."

というやりとりがあります。

私はここで、16年の風磨くんのソロコンを思い出しました。

嵐になりたいという夢が変わって今はSexy Zoneになりたい。
Sexy Zoneみたいになりたいと、憧れられるようになりたい。

そう話していた風磨くんのことを思って、現地で泣きました。

Blu-rayでバックでキラキラ輝いているJr.やバクステで一列に並んでいるJr.を見て、Sexy Zoneはちゃんと憧れられる存在になれてるんだろうなと思いました。きっと映像の子どもたちのように、Sexy Zoneに憧れるJr.や未来のJr.はたくさんいることでしょう。

そしてSexy Zoneのようになりたいと思うのはジャニーズの卵だけではありません。あんな風に強くありたい。あんな風にお仕事を頑張りたい。私もよくそう思います。

そんな人たちに「君らしくいれば」と言ってくれるSexy Zoneは、本当にどこまでもアイドルです。アイドルはパワーとときめきをくれる存在だと常々思っているのですが、この定義に当てはめればアイドルの権化です。

また、この「君らしくいれば」はメンバーへのメッセージにもなっていると思います。

自分らしくいればSexy Zoneのような存在になれる。自分らしくいてこそSexy Zoneなんだ。そう伝えてくれているように聞こえます。

そういえばメイキングで勝利くんが「バラバラな個性がいいものとして、Sexy Zoneのよさとして伝わるのはあの人(=風磨くん)のリーダーシップのおかげ」と話していました。

実際、今回のライブはメンバーそれぞれの個性や紆余曲折をまるっと愛しているような空間でした。「Yes, if you can be yourself.」を裏打ちするパフォーマンスがあるからこそ、最後の映像の言葉が響くんだと思います。

ライブ全体を通してメッセージを伝えてくれるSexy Zoneのライブがやっぱり好きだなと、改めて感じました。

ここで気になるのは誰がこの映像を作ったのかです。スタッフさん含めてみんなで調整したのでしょうけれども、言い出した人、ストーリーのたたきを作った人が気になって仕方ないです(笑)。

これが風磨くんだったら。Sexy Zoneになりたいと話していた風磨くんがメンバーと見つけた答えが「自分らしくいること」なんだとしたら。

これから先、5年先、10年先も、風磨くんとSexy Zoneがその答えを大事にし続けられたらいいなあと思います。