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EVAに魅入られた約14年間


シン仮面ライダーにてついに『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のBlue-ray特典映像『EVANGELION:3.0(-46h)』が劇場でシン仮面ライダーと共に見ることがもう既に昨日から始まっていますので、それに合わせて自分のこれまでのエヴァとの出会いから今に至るまでをご紹介しようかなと思います。

(⚠️自分語り多めブログになると思いますので以下注意。)

エヴァンゲリオンとの出会い

遡れば14年前、2009年。そこがエヴァンゲリオンの出会いです。

EVANGLION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE (ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序)が始めてテレビ公開(金曜ロードショー)されたのを見たのが始まりの始まり。

ただそこではまだハマっておらず、実際ハマったのは、その金曜ロードショーで序が公開された1番の要因である EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破)を映画館に見に行ったのが個人的に1番最初エヴァにハマったきっかけでした。

当時2009年は、自分は14年前。7歳でした。小学1年生の頃にこの作品を見た時は本当に衝撃でした。それまでに仮面ライダーとかゲッターロボなど割とマイルドな作品しか見た事なかった自分は、目に映り込んでくるあまりにも残酷なストーリーに初見時は吐いたこともあるくらいです。(特にEVA3号機戦は)

その時の挿入歌 今日の日はさようなら は未だトラウマですね。(当時よりは全然治まりましたが。)

しかし皆様もご存知、庵野監督が手がけた新劇場版シリーズは特にQ以降は特に解釈が本当に難しい。そこでこの作品に対してもっと知りたいとなった自分は、以下の順にエヴァを見すすめることになります。

①新世紀エヴァンゲリオン(TVアニメ)
②EVANGELION DEATH(TRUE)²
③新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に
④コミック版新世紀エヴァンゲリオン
⑤エヴァンゲリオンANIMA

新世紀エヴァンゲリオン

このアニメを見た時の感想は、その当時見てた数少ない作品の中でもダントツで世界観が完全に違いすぎました。
これが社会現象さえ巻き起こした作品なんだと幼いながらも体感しました。
単純なロボットアニメと感じていた自分でしたが、ロボットアニメで一括りにするには不十分すぎました。
人と人との関係が鮮明にさらにリアルに描かれており、後半に行くにつれてさらにストーリーが加速するにつれて動いていくキャラの心情や変化が生々しく描かれており、当時8歳くらいの頃に履修してた僕は完全にエヴァンゲリオンという作品の虜になりました。

そしてそのエヴァにはさらに2作映画があることを知りました。

当時アニメを見終えてすぐだった自分は、DEATH(TRUE)²や、他のDEATHやシト新生は正直振り返り程度の感覚でした。

しかしAir/まごころを君には当時小学生の自分にとって新劇場版以上の衝撃でした。多分初見寝れなかったw。

自分はここまで新劇場版、アニメときて完全に式波・アスカ・ラングレー、惣流・アスカ・ラングレーが自分にとって人生初の女性キャラの推しとも言えるほどの推しキャラでした。エヴァも2号機が1番好きでした。

しかしこのAirは、アスカが復活するや否や戦略自衛隊を倒すもエヴァシリーズに蹂躙されるという。しかもただやられるだけでなく皆さんご存知あの有様。かつその後の精神崩壊した悲鳴をあげるシンジ。

あれを初めて見た時の感情は、ほぼトラウマと言っても過言ではないでしょう。
見てから数日は寝る度にあのシーンや、Komm, süsser Todがいつも夢で聞こえてくる感覚が続きました。

そんなこんなでエヴァ履修はつづきます。

少しここで時系列が混じり合うのでまずは先にこちらをお話しますね。

新劇場版:破から3年。自分はもう10歳になりました。そこでついに来たのです。新劇場版の新作が!

EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q)が2012年に公開されました。

もちろん見に行きました。そしたらまさかの世界観が3年公開空いた間に作品内では14年たっている。みなさんもご存知の通り話がもうポカァンとなる状況でした。当時はまだ親に連れてってもらってた為1回しか見に行けませんでしたが、話が最初から最後まで??????!?!?って感じでこれまで見てきたエヴァの作品で1番謎に包まれていました。

Qを見終わったあとはもうひたすら序と破のDVDを見返しまくりましたね。

そして少し話が戻り、旧劇場版を見終えた自分はコミック版を読み始めるのです。

BOOK・OFFで全巻売りしていたのでそれを買い、ただその頃はまだ完結していませんでした。
 しかしエヴァQの公開2年後にエヴァのコミックの最終巻がコンビニで売ってるのを見かけ即購入。


時系列ごっちゃになると話したのは全巻読み終える間にQが挟まるからです。

コミックの話の流れは旧劇場版に似てまたこれ完結の仕方が漫画オリジナル。

これまで見たエヴァに関する作品見るもの全てに必ず違ったエンディングがあることにここでようやく気付き、そこが1番インパクト強かったかもしれません。

そしてそれからは、アニメ 漫画 新劇場版を見返す日々が続き、完全にエヴァにどっぷり沼っていきました。

そして月日はすぎて自分は16歳高校生となり、ついにスマホデビュー。
スマホを持ってTwitterを初めてそこから数ヶ月たったとある日、自分はさらなるエヴァに出会うのでした。

それが、今回シン仮面ライダーのサイクロン号のデザインを手懸けている山下いくと先生のエヴァンゲリオン作品。

エヴァンゲリオン ANIMA という小説の存在です。

エヴァ好きでも結構マイナーらしく、スーパーエヴァンゲリオンとかエヴァンゲリオン最終号機というのを耳にしたことがある方、これがその登場作です。

それを知った自分はすぐにネットを漁りついに当時発売されていた3巻までを購入し読むと、これまた世界観が違うんですよ。
 エヴァのサードインパクトが起きなかったというテーマの元作られており、めちゃくちゃ面白いんですし、いくと先生の描く新たなエヴァのデザインがどれも好きなんですよ。

個人的に1番好きなのはエヴァンゲリオン弐号機II式・アレゴリカという、二号機らしからぬ全身グレー。しかしそのグレー色はアスカの成長を感じることが出来るストーリーになってるんですね。

その作品を知って以降、自分は一時期アレゴリカという名でエヴァを中心としたアカウントを使って、お絵描きをしてたり、考察したり、1番沼ってた時期では自分のオリジナルのストーリー作ってpixivにあげてたりしました。(もし読んでみたいという方声掛けてもらえればリンク送りますよ。w)

そしてエヴァANIMAも2019年には最終巻までが発売されもちろん購入し読み終えました。

もうエヴァには無限の可能性しか感じていない自分はどんどんエヴァに沼って行きました。

その時期に初めて同人誌というものに手をだしました。

『Re-TAKE』という同人誌で、旧劇場版その後を描く面白い同人作品なんですよ。

自分は基本シンジ×レイよりシンジ×アスカ派なので、そこも刺さる点というのもありますが、あのどうしようもない赤い世界から過去に戻ったシンジの話というめちゃくちゃそそられる話しで、初めて知った僕は読まずに入れずに即購入しました。

さらにいくと先生が手がけた『それをなすもの』や、『BP EMISSION』といういくと先生のデザインの成り立ちだったりを拝める本を読んだりとネットを知った自分はひたすらエヴァに関する資料を読み漁ってました。

そしてそんな月日も流れて航行も卒業。晴れて社会人になった2年目、2021年。ついにこの日が来ました。

新劇場版:Qから約9年。ずっと待ちに待ったこの日。

シン・エヴァンゲリオン劇場版:II がついに公開されたのです。
エヴァを知った2009年から約12年間エヴァに関してひたすら頭にぶち込みまくり、沼り時にはトラウマになりながらもようやくこの新劇場版の完結作が公開!

Twitterでも時折お話するとおり、人生初めて10回以上同じ作品を劇場に見に行きました。

今じゃ僕の周りのフォロワーさんは2桁当たり前に行ってる方いらっしゃいますが、僕はこの作品が初めて複数回行った作品で、2桁行った作品でした。

なので正直話の流れやどこでどんなセリフでとかは、ほぼ頭に入ってますね未だに。

しかし、シンエヴァを見終わって感じたのはそれまで約12年間エヴァにどっぷり沼ってきた自分にとってどこかなにか抜けた感覚がありました。
見に行く度見に行く度に心から何かポッカリ穴が空いたような感覚になりました。
自分がこよなく愛した作品の完結ってこんなに心が寂しくなるんだなと初めて感じましたw

しかしそれでエヴァ熱が下がることはなく、その時期からですかね1番お絵描きが始まったのは。

映画見に行って帰ってきてはシンエヴァ関連のお絵描きをしたりしておりました。
今もシン仮面ライダー関連お絵描きしてますが僕のお絵描き沼りは昔からですが、この頃からどんどんデジタルでの絵を描き始めましたね。

そしてそんなこんなあり無事シンエヴァは終劇。
そこから約2年間は、エヴァに触れると逆に病みそうになる時期が来たりもして、一旦心に一区切り置く感じが続きました。なんだかエヴァに触れるとあのシンエヴァの時に感じた虚無が帰ってきそうで。

そして月日はたち今のTwitterのアカウントにしてから、エヴァ関連で新たな情報が舞い降りました。

シンエヴァBlue-ray発売!!しかもそこには今回の記事の題材にもなる映像特典が収録!?!

これは買うしかない!とシンエヴァ公開から約2年後ついに発売!

もちろん発売日に即購入。しかし僕は購入してから1度も再生していないのです。特典映像も。

理由はただ1つ。あの頃を思い出すと無性に辛く悲しくなってしまうのと、特典映像を見るとなんだか本当にエヴァが自分の中で幕を閉じてしまうかもしれないという恐怖でなかなか見れずにおりました。

買ったんだから見ろよとか思う人もいると思いますが、そこは許してください。

そしてそんな迷いがあるところについ先週ですね。さらなる朗報が!

シン仮面ライダーで映像特典を同時上映!!

個人的には見る踏ん切りをくれたという感覚でしかありません。
シン仮面ライダー好きでもありますし、なんならエヴァ好きにとっても嬉しい知らせでもあり、ついに映像特典と向き合う時が来ました。

僕は仕事のため5/2に見に行ってきます。なのでその日自分は人生をほぼ共に歩んだと言っても過言では無い相棒の映像作品としては9割ラストの作品に向き合ってきます。

という感じで長々と自分のエヴァとの出会いからこれまでをお話してまいりました。

正直特撮作品やその他作品結構雑食に触れてきた私ですが、その中でも1番人生ともに歩んだんじゃないかと言える作品は『エヴァンゲリオン』でしたし、エヴァを見てる時が1番青春を感じることもありました。

自分を形成する要素の8割はほぼエヴァと思っていいでしょう。

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