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読まれたいけど読まれたくない

旧Twitter(X)をやめて、今は何も呟かなくなったのだけども、呟くのが義務みたいな感じで呟いていた時がある。
また、『SNSで夢を叶える』といったインフルエンサーの方の本とかに影響を受けて、色々、フォロワーを増やす策略を練ったりして文章を書いていた時がある。
しかし、それさえも、読む側はお見通しされているというのに気づいた。
とにかくフォロワー200人いかなかったなぁ。

それはとってもカッコ悪いことでもあるのだと感じるようになった。
過去のツイート(ポスト)を読まれるのが堪らなく嫌なのだ。だので、今年に入って、思い切ってアカウントからTwitterを削除した経緯がある。
爽快でした!
自分の過去がほとんど、今のXには残されていない。
Xをエゴサしてみると、
ちょっとばかり知人が僕の名前を出して呟いたポストと、あとはSHOWROOMをやっていた時、呟いている奴らのツイートが大量に残っている。
SHOWROOMは匿名でやるべきだったとちょっと後悔している昨今です笑。

今はXに何か呟いてやろうと思う気が全くなくなった。
同時に一日何もネットで発信しない日がたくさん増えた。
それはなんだか爽快な気分にもなるのです。
こうやってnoteは蓄積されていくのだけども、わざわざ長い文章を読みにきていただけるのは、ありがたいことだと感じるようになった。
文章はもっと自分のことばかりではないことを書きたいとは思っているのですが…

Xをディスりになるけども、条件反射的に愚痴や弱音や時事問題について思うことなどを書き連ねていくと、なんだか、その人の蓄積がバカに思えてくるのです。Xを見たら、本当にそう思う。
だから僕は呟かなくなったし、誰かの呟きに応答しようとも思わない。
Xの呟きの蓄積を読まれるのが、堪らなく嫌になったのです。
おそらく、僕もバカに思われていただろうし、実際、今もバカなのですが 笑。
SNSにあまり魅力を感じなくなった。
Twitterを始めたのは2009年あたりだったと思う。
そのころは、まだ穏やかで、「〜なう」という言葉が流行った笑。
今ここにいますよ〜っていうしょうもない呟きなのだけども、それが面白かったのだ。
Twitterを呟くのにギョッとした初めての時はやっぱり2011年3月11日の東日本大震災の時だろうか。その日は僕は広島市のオフィスにて仕事中だったんですが、上司が「地震があったみたいだ」といって、普段は使っていないオフィスに設置してあるテレビをつけたのを記憶している。しかし、まだ、何が起こったのか分からなくって。(広島は地震の揺れをほとんど感知していない)「また大袈裟に地震ごときで騒いでるよ」といった、呑気な感想しかなくって、まさかこんなにも大きな地震しかも原発事故までついているなんて、本当に思ってもみなかったのです。
仕事が終わって、携帯のTwitterを開いたらギョッとしましたね。
大量に拡散された地震情報で蠢いていたからです。
いつもの呑気なツイートはほとんど見られませんでした。
それに若干の怖さを感じながら僕は、広島駅前のフタバ図書で、レンタルDVD
を何本か借りて、家路に着いたのを覚えています。
テレビをつけてみたら、もう東日本大震災(まだ、この呼称はついていなかった)
のニュースで持ちきりなのです。これは大変なことになっているというのは、当然感じたけども、自分ごとではないという、若干さめた目でそのニュースを最初は見ていたのを覚えています。
それなので、僕はTwitterに

「なんだか大変なことになっているなぁ、とりあえずドラえもんがニュースで潰れちゃったからDVDでドラえもんでも見よう」(震災があったのが金曜日だった)

てなことを、呟いてしまったのです。
そしたら、ご想像の通り、ちょっとばかりのお叱りのツイートをいただいたのです(今でいう炎上ほどではない)

「こんな時に何を呟いているんだコイツ」

みたいな感じなのです。今より大分、穏やかなツイートなのですが、
それでも、見ず知らずの人からのツイートで、
僕を名指しして、リプを飛ばす人がいたことに驚きました。
いや、「ドラえもんを見よう。」と呟いただけなんですけど…
と、ちょっとした恐怖を感じました。Twitterが怖いと思ったのはこの時が初めてです。Twitterが殺伐とし出して、フェイクニュースなどが出したのもこの頃だったと僕のTwitter経験から感じることができます。
そして、Twitter経験というと、そのあと、広島のアステールプラザで創作される舞台『ガラパコスパコス〜進化してんのかしてないのか』に出演が決まった時に僕のTwitter発信を注意されましたね笑。
ご承知のとおり、色々書いてましたから。書いちゃいけない情報もあると当たり前ですが、気付かされました。笑

だんだん何が言いたいのか分からなくなってきましたが…
そう、X(旧Twitter)の蓄積がバカに見えるという話なのですよ。
これを読まれるのが堪らなく嫌になって、僕はXを辞める決断をしたわけでして、それは今でも後悔していません。

そういったことで今日はこの辺で。

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