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自分のことしか書いてないことに気づいた

また久々の更新になってしまいました…
最初、去年始めた時は、毎日日記みたいに書き綴ってやる!と意気込んで始めたものの、2週間で、ネタが尽きてしまいました 笑。
それなので、まぁ月一回は更新するって頻度に下げるとめっちゃハードルが低くなって書くこともとりあえず毎月一回は更新しているってことで続いています。
長い文章を書くのは本当に難しいし、疲れるし、恥ずかしい。

昨日、作家の田口ランディさんのクリエイティブライティング講座というものを受けてきました。

これは、いろんな形で田口ランディさんが、書くモチベーションを上げるような講座でして、ちょっと値段はするのですが、とても濃く集中する時間が与えられて、イマジネーションで書くことが促進されていくわけです。
それぞれ、多彩な作品が今まで、書かれています。
それぞれの人にディープな書くテーマがあって、他人の書いたものの内容や、聞いたこととかは言ったり、こうやってネットに書いてはいけないというルールがあるので、書きませんが、まぁ皆々様の濃ゆい作品が出来上がるわけです。
僕の過去の代表作?に「顔面けいれんの手術」というのがあります。6000字にわたる私の面白いんだかどうだか微妙ですが、一番長い記事ですが、この田口ランディさんの濃密な時間の果てに生まれました。
個人的には力作なので病気のことでなんですが、読んでもらえると嬉しいです。

そして、夏の連続講座、本当は3日間あったみたいですが、僕は1日しか出れませんでしたが、参加させてもらったわけです。これで、3度目です

昨日はまず、河合隼雄さんの『無意識の構造』という本の話から始まりました。

僕も昔読んだような記憶がありますが、買って読んでみよう!

フロイトという人の無意識についての本はかなり昔に読んでいて、そして河合隼雄さんのこの本も、確か読んだ記憶があるのですが、全くと言っていいほど忘れていますね。
まず、人間は思い出したくないことは、忘れて無意識のうちに脳内の氷山の氷のように知らぬ間に意識に出ない状態にさせられるとのこと。で、色々精神的な症状も出てくるのだそうです。例えば、突発的に耳が聞こえなくなったり……。
僕の突発的に瞼が開かなくなる症状も、もう3年続いていますが、もしかしたら、そういう精神的な要因もあるのかもしれません。誰か教えていただければ助かります……。

それでもって、やったワークは二人一組になって、まずは不可思議な絵が描かれたカードを引いて相手に、カードを交換する。そして、相手の引いたカードで原稿用紙200字一枚程度の物語を書きます。これはかなり出鱈目でもいいみたいです。そしてそのストーリーをそれぞれ読んで、カードと書いたストーリーの原稿用紙を交換するってことをやりました。
僕が引いたカードは、竹と大木のようなものが伸びているシンプルなカードでした。相手はあんまり書いちゃいけないのですが、”現代の竹取物語”といった出鱈目な文章を書いていてくれてました。それがめちゃくちゃ、インスピレーションが上がるのです。
僕は竹と大木の絵から、主に竹から、父方の祖父母のお墓を連想しました。祖父母のお墓を連想したのは、まず、祖父母のお墓が田舎の鬱蒼とした竹林を越えた場所にあったからです。今でもあります。
最近は実家に帰れてないのですが、帰って都合がつけば、墓参りに訪れます。
そして大木は、母方の祖父が山で滑落して、山の木に後頭部をぶつけて亡くなっているんです。
両祖父のことが、連想として、頭に浮かびました。なので、本題として、なんでもいいので、そこから800字程度の文章を書くということをしました。
僕は当然、その両祖父のことや5年前くらいに90歳の大往生の末に亡くなった母方の祖母のこと、そして、父が20歳の頃に亡くなったという全く知らない祖母のことをイメージしてみました。
やはり、強烈に覚えているのが竹林の果てにあるお墓。父方の祖父のことでした。80歳を超えたくらいで亡くなったのですが、その時の骨を拾う感覚がまだ、覚えていて、人は死んだら、すぐ火葬されて、骨になってしまうのだということを強烈に覚えています。死の記憶としては身内では初めての死の記憶でした。
もちろん、5年前くらいに亡くなった祖母のことはもう僕も中年になっていたので、もちろん悲しいですが、強烈な体験でした。
あまり死のことを思い浮かべることのないように、日々を過ごしているのだなぁと、書いた後に連想しました。
そして、25人くらい、今回は参加されていたのですが、全員が輪になって座って、その書いた文章をみんなの前で読むんです。そして、それぞれの人にランディさんがアドバイスというか感想のようなことを言ってくれるのですが、なんとみんな力作揃いで、その時間が無くなってしまって、この度のクリエイティブライティングの授業は終わりました。
僕にはランディさんが、ちょっと助言をいただきました。
「嬉しかったのが、よっしーさんが初めて自分のことではないことを書いた」
ということでした。確かに、SNSでもこのnoteでも、自分のことしか書いていないなぁと気付かされました。
この度の祖父の死のことを無意識の氷山の中から発見され、それを書いたので、確かに自分のことばかり書くのはいかんというか、つまんないかもしれないと思い知らされました。クリエイティブに書くとはそういうことなのだと。
自分のことしか書いてないから、アクセス数も伸びないのかぁと思ったりしました。
しかし、自分のことしかなかなか書けないんだよなぁ。笑。
共感してくれると、とても嬉しいのですけど。それじゃあいかんなぁと反省というか今後の課題として、他人のことも混ぜ込んで、このnoteの長い文章も書いていければいいなと思いました。
ステキな気づきを与えてくださって、ありがとうございました!


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