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『下北沢について』について

昨今、この猛暑の中、ウォーキングをひたすら続けている。
出発は、僕が住んでいる世田谷区経堂から、下北沢までである。
これは以前に書いたnoteを参考に読んでもらえればと思うけど、
うちから下北沢までがちょうど1時間かかるのです。

健康のためと、ダイエットのために今は、本当に熱心に続けている。糖尿病と診断されて、痩せなければ色々な病気が併発する危険があるとのことで、食生活にも、かなり気をつけている。
そのおかげか、2kgぐらいは痩せましたかな。でも10年前の適正体重に戻るにはあと15kgくらいは落とさなければならない……そう考えると、なかなか険しい道でもある。そういうことで、昨今、下北沢に足を運ぶことが多くなった。
吉本ばななさんの著書に『下北沢について』という本がある

『下北沢について』

これを単行本の時に買って読んだのは、まだ広島で燻っていた時期だった。
作者の吉本ばななさんは、下北沢に在住しているという。
この本が上梓された時は、僕にとっては、下北沢は遠い遠い街であった。
そして、なんとも言えない憧れをも内包された、街でもあった。
それも前回書きましたね……
コロナ禍が収束に向かいつつある今、以前よりもさらに、下北沢がとても身近な街に感じられるようになってきた。
『下北沢について』を2度目に読んだのは、2020年の1月、ちょうどコロナ禍に入る不穏な時期である。その時期に僕は世田谷区に引っ越してきて、晴れて東京都民になりました。今までは神奈川県の安いアパートで貧乏生活をしていた。
身近になってすぐにコロナが蔓延し、外にあまり食べ歩けなくなってしまった。
でも、下北沢が僕にとって身近な街になったというのは、とても大きなことだった。そして、今は毎日のように、歩いて下北沢に向かっているのだから、人生って分からないし、こんな人生になるとは思ってもいなかった。
これから僕の人生はどうなっていくのだろうか?
自分でも分からない。
とりあえず?『下北沢について』をまた読み返してみた。
なんともスッキリするエッセイだ。
きっとうまくいくような気はする。あまり根拠はないのだけど……。
とにかく、今はダイエットのために下北沢までひたすら歩く。
そうやって、徐々にではあるが、
将来を開拓していけたらと、強く思っている。

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