【本人談】妻がコロナになりまして番外編
ひょんな縁からこの記事にたどり着いて読んでくださる方々へ。7月末からコロナに感染・発症して回復したコロナ患者(軽症)の先輩、または後輩として、所感を妻がまとめてくれました。
何かの参考になれば幸いです。
【コロナかな?と思ったら】
・まずかかりつけ医でコロナの検査(PCR・抗原検査)を受けられるか確認を。東京都の発熱相談センターではコロナの検査を受けられる近所の病院を数軒紹介してくれるので、自力で病院を探すより手っ取り早い
・町医者の発熱外来は屋外・半屋外での診察・検査となる可能性あり。帽子、扇子、うちわ、タオル、冷たい飲み物等、暑さ対策アイテムがあると心強い。雨具が必要な病院もある
・PCRでなく抗原検査も感染の判定に使われる。15分で結果が出るので便利。結果待ちの間は屋外で待たされることも
・陽性の場合、解熱剤、咳止め等の薬は処方してもらえるが、調剤薬局でも建物の外で待たされる
・陽性と判明した途端に看護師や薬剤師の視線が冷たく感じることがある(めげない)
【コロナ陽性だったら】
・コロナの検査を受けた病院から保健所に陽性者として通達される。
・2~3日中に保健所から体調調査、自己隔離期間等についての連絡がある。電話があるまで自宅待機。
・同居家族は即座に濃厚接触者として認定される。同じく自宅待機
・風邪程度の症状で順調に回復する場合、自己隔離期間は発症日の翌日を1日目として、起算して10日目まで(症状しだいではこの限りではないかもしれず、あくまで目安)
・自己隔離終了間際に解熱剤で熱を下げると隔離が長引くことがあるので注意
・同居家族がいる場合、保健所担当者から空間を分けて生活しているかどうか質問される。同居家族が無症状の場合、居住空間を分けていなければ自己隔離期間が「発症者の自己隔離終了日+14日間」となるので注意
・同居家族は「症状が出たら検査を」との指示(もやもやする)
・自宅療養中は(ほぼ)毎日保健所から体調調査の電話が入る
【自宅療養中の暮らし】
・陽性判定直後から家に閉じこもる生活が始まる。
・生鮮食品や基本的な消耗品の調達は、ネットスーパー・Amazon等を使えば問題なし。ネットスーパーは注文締切りが半日~1日前?と早めに設定されており、かつ混み合っていてすぐ注文できないこともあるので、食いつなぐための食料(冷凍の食材、レトルト等)を数日分常備しておくと安心。
・同居家族がいる場合、タオルの共用を避けるためにペーパータオルの買い置きがあると便利。台所、洗面所に各1個。
・鼻をかんだティッシュや使い終えたマスクを密閉してまとめておくためにビニール袋が多めにあるとよい。
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー、お米はストックを切らさないようにしておくと安心
【味覚嗅覚の鈍化について】
・症状としては表れなかったり、病状が進行してから表れたりすることもある。
・においがわからなくなると生ゴミや食品の腐敗に気づくことができないので注意。
・料理の味見もあてにならないので注意。
・味がわからなくてもよく冷えたポカリはなぜかおいしい。食事は食感で意外と楽しめる。
・辛い食べ物はただ痛いだけ。
以上です。
私はコロナ発症者ではないので偉そうなことは言えませんが、コロナ陽性でも症状が軽いのであれば騒がず、焦らず、落ち着いて自宅にこもり、ネットスーパーや出前などで食いつなぎながら健康観察を続ければ、いいのだと思います。
もしかすると、一人でも多くの軽症者がそういう「軽いコロナとの付き合い方」をしていけば、重症化したときにスムースに入院できたりするのかも。
もちろん、病床を増やしたり、療養施設を整えたり、それらをするための法整備を進めたりはしてほしいですけどね。
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