日本現代詩歌文学館で展示中です

岩手県北上市にある日本現代詩歌文学館で「賢治に献ずる詩歌」と題した企画展が今年の3月から来年の3月まで1年間開催されており、そこに私は美術作品を出品しています。

2023年度日本現代詩歌文学館常設展
宮沢賢治没後90年/『春と修羅』刊行100年
賢治に献ずる詩歌
日本現代詩歌文学館 2階展示室
2023年3月14日(火)〜2024年3月10日(日) 9:00〜17:00
(12〜3月の月曜日、年末年始は休館)

この企画展は、詩人や歌人の方々が寄せた直筆の詩や歌、文章を展示するものですが、美術作品も何点か出ています。
私には出品依頼があり、私はふだん宮沢賢治をモチーフにした作品は作っていなかったのですが、早池峰山をテーマにした作品はあり、宮沢賢治にも早池峰山を詠んだ詩があるので、それに絡めて作品を新たに作りました。

私は宮沢賢治の詩からタイトルを取った「早池峰山巓」という縦2m×横6mの作品を出品しています。高いところに飾ってあってちょっと気付きにくいかもしれないので会場へ入ったら上を見回してください。
あと半年ほど展示は続きますので、北上へ来ることがあればご覧ください。

日本現代詩歌文学館

ところで、この日本現代詩歌文学館はJR北上駅から徒歩20分ほどの「詩歌の森公園」の中にあります。詩歌の森公園は芝生の広場の周りに木陰もあってなかなか過ごしやすそうな公園ですが、いつからか公園内をスマホを見つめながら足早に歩く大人が絶えず見られるようになりました。
ある時、そんな1人に「なにをしているのですか?」と聞いてみると、ポケモンGOでした。なるほど。緑の公園内をスマホだけ見つめて歩く人の群れは何か奇妙な感じがしますが、いずれそれも奇妙に思わなくなるのでしょう。
多分、今は危険だからやめろと言われている歩きスマホも、いつかスマホに前方センサーと衝突回避機能が搭載されて安全が確保され、禁止行為ではなくなるのではないでしょうか。

時間があればポケモンGOのついでに、文学館の中にもどうぞお入りください。

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