原油高の行方。 備蓄放出で価格は下がるか

コロナが明けて、原油の需要が大爆発。

みるみる原油が上がり、日本でのガソリン価格が高値を付ける展開、

ここでバイデン大統領が、それぞれの国で備蓄しているものを放出して原油高を止めようと模索。(バイデンさんもインフレの影響を受けて支持率が低下中)

これに各国同意し、備蓄しているものを放出することを決定。

ふぅ。これで一安心。

これでガソリンも安くなる。


・・・・・?


いや多分そんなことはない。むしろ最後の砦がなくなったので、追い込まれているのは原油を生成できない消費国たち。

そもそもこの問題はOPECプラスという、サウジアラビアとかUAEとか、原油生産国が増産してくれないのが問題。

将来的に脱炭素社会が進んでいくことを考えると、原油は不要になります。それを商売にしている中東の国たちは原油が不要になる未来が確定している以上、将来的にはなにか違うもので商売しないといけなくなります。

そのためには新しい投資、開発を行うにはお金が必要。

できれば今ある資源で稼いでおきたいのが本音だと思います。それを考えると、ほかの国が備蓄分を放出したら、さらに供給を下げれば良いわけです。そうすれば確実に備蓄放出分の在庫が尽きます。そこでまた今まで通りの供給にすれば需要と供給は崩れません。

なので、目先は下がるのかもしれませんが、まだまだ脱酸素社会を「目指している」状態なので、原油消費がメインなのは変わりません。

それに加えて、冬が例年より少し寒くなったりすることで、

価格の上昇はさらにあってもおかしくないと思います。


基本的には全くいりませんが、 記事を参考にしてめちゃくちゃ利益がでたときには、「端数くらいくれてやる」っていう感じで投げてもらえれば、また記事を書こうと思えます。笑