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うつ状態体験記 vol.3

vol.2↓の続きです。寛解期に入った辺りまでを振り返って体験記はこれでおしまいです。

5) 寛解期

克服期にて退職の決断ができ、行動するエネルギーが溜まったので、今後のことを考えて行動に移す期間になります。vol.2に記載のとおり、この時期に具体的に考えたことは

d. やりたくないことリスト
e. 今後どういう人生にしたいか

です。

d. やりたくないことリスト
一旦無職になる決断をしたわけですが、生きていくためにはお金を稼ぐ手段が必要です。その手段を決めるにあたり、やりたくないことを考えるのが良いと思いました。やりたいことから考えるのもひとつの方法ですが、やりたくないことを続けていたから病気になったという事実と、病気を絶対再発させたくない思いがあったからです。

うつ状態になった原因を特定するときは、直近の職場での出来事を思い浮かべてストレスになっていたことをリスト化しました。今回のやりたくないことリスト作成は、もう少し一般化するようなイメージで行いました。こんなかんじです↓

<やりたくないことリスト>
① 人と議論して決定していく
②  会議のファシリテーターやメインスピーカーになる
③ 複数の意見をとりまとめて結論を出す。その過程で板挟みになる
④ 予定がコロコロ変わる中対応する
⑤ 臨機応変な対応をする
⑥ スーツを着て仕事をする
⑦ 上司、その他大勢にお伺いをたてる
⑧ 自分の意見とは違う行動をする、あえて自分の本心とは違うことを言う
⑨ 瞬発力を求められる仕事(たとえば会議や交渉でのレスポンス)
⑩ 人が相手の仕事
⑪ 自分の意見が強く求められる
⑫ 分からないことを人に聞く、相談する

すげえダメ人間みたいですね。でも正直そう思うのだからしょうがない。どんな仕事でも①~⑫を100%避けるのは無理ですが、これらがなるべく少ない仕事を選ぶことにしました。今年36歳という年齢での難しさもあったのか、就活してみて厳しい現実に直面することになるのですが、それはまた就活日記でも別途書きます。

e. 今後どういう人生にしたいか
これも思いつくままにリスト化してみたらこんなふうになりました↓

  • 本業以外にお金を稼ぐ手段をもちたい(副業)

  • 子供を育てる経験をしたい

  • 子供にあまり不自由はさせたくない。かといって自分が我慢するのも嫌

  • 会社の目標を達成するためではなく、分かりやすく世の役に立っている仕事がしたい

  • 社会情勢を常にアップデートしたい

各項目の優先度、重要度を考慮してdとeをまとめると、あまり人と関わりたくない、正直でいたい、自分のペースが大事、複雑なことは苦手、裕福でいたい、といったところですね。

全てを一度に得るのは無理なので、理想はこのとおり掲げておいて、それに向かって少しずつ動いております。その過程はうつ体験記とは別に記事にして記録しておこうと思います。


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