同人小説の推敲が止まらないのは、登場人物たちに期待しているからであって、彼らの住む世界をより美しく魅せたいからである。脳内で見えているビジョンを、寸分違いなく言葉に落とし込むために、瑣末な差分を見つけて両者を近づけさせる。推敲には時間がかかるけれど、楽しく好きな工程のひとつ。

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