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24/5/20 📚『Chat GPTの衝撃 AIが教えるAIの使い方』



1.チャットgptとは

 ジョン・ケインズというイギリスの学者は、将来的な人々の労働時間が週15時間ほどに少なくなると予言した。そうはいっても、資本主義のもとでは資本家、お金を持っている人間が強く、労働者は立場的に力が弱いため、労働時間は少なくならないのが現実であると考えられてきた。
 しかし、チャットGPTなら、労働時間の大幅な昨年を実現する可能性をもつ。

 チャットGPTは、人類の有能な秘書、現実のドラえもんのような存在である。そんなgpt にも、苦手なことがある。列挙すると、法律・倫理、個人情報、複雑な質問、ニッチすぎることなどである。

2.チャットGPTを使いこなすには

 GPTを使いこなすには、プロンプト(指示)を適切に伝えることが重要である。設定のコツは、
①明確で具体的であること
②文脈・背景もわかること
③程よい制限があること
文字数、口調(トーン)など
④単純化されていること
⑤専門的な話では、専門用語を使用すること
などがある。

3.仕事への活かし方

①文章生成
メール、ブログ、sns 、広告コピー、スピーチ・プレゼンの原稿に役立つ。
さらに具体的なシーンに分けると、
ブログでは、
テーマだし、構成案の作成、文章作成、校正、タイトル出し、翻訳。

企画書作成では、
アイデアのブレスト、構成案、校正、市場分析、成功確率の予測。

会議では、
アジェンダ作成、時間配分、役割分担、構成、アクションのフォロー方法。

ウェブサイト構築では、
設立目的の案、参考となるサイトのサイトマップ、見出し・キャッチコピー

4.置き換えられる仕事

 GPTに置き換えられてしまう可能性のある仕事がある。かつて、AIに奪われる仕事といとブルーカラーを指したが、現代ではGPTによりれホワイトカラーの仕事も危うい。具体的には、文書作成、顧客サポート・マーケティング。逆に、残る仕事は教員、医師、コンサルなどである。これらの仕事は、AIを活用しながら仕事を進歩させることができる。

5.面白い使い方

 チャットボットのように使用できる。例えば、「アインシュタインになったと思って」とキャラクター付けすることで、その人物ならではの回答をする。
 また、歴史のこともよく知っている。例えば、「〇〇がなかったら日本の歴史はどうなってた?」などと聞くと、存在しない歴史についても推測してくれる。

6.リスク

①元データにより、不正確、バイアスのかかった情報が提示されるリスク
②悪用され、攻撃的な内容を生成するリスク
③格差を広めるリスク


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