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Q3 転職直後の転職は不利になる?【3分でわかる公務員試験】

皆さん、平和にお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。あなたの隣人、筒井夢人です。

今回はですね、「転職直後の転職」というテーマでお話をしてみたいと思うんですけれども。

例えば、これを聞いている皆さん方の中には、ある組織にどうしても入りたいと思ってると。でもその組織に入る前に、ちょっと今の職場イヤだから他の組織に転職してから、例えば特別区なら特別区とか自分が入りたいと思っている組織を受けようと思っている。そういう方もいらっしゃると思うんですよ。

そういう方々からいただく質問の1つに、「転職直後に転職するのってやっぱり不利に働くんですか?」とか、そういうことを割合によく聞かれるんですよね。なので、この際私なりの見解をお話ししてみたいと思うんですけども。

私の現段階での見解を申し上げますと、おそらく不利に働くと思います。

すなわち、転職直後の転職というのは、例えば目当ての組織に入りたい・そこで面接を受けようっていうときに、たぶんネガティブな影響を及ぼすと思います。

どうしてだよ?ということなんですけれども。これですね、そう考える理由が少なくとも2つあります。

1つ目は何かと言いますと、私はどう考えたって、面接官に違和感を与えると思うんですよ。

例えばこれを聞いている皆さん方が、特別区経験者採用を受けようと考えているとするじゃないですか。仮定の話ですよ。

特別区経験者採用って、毎年面接が大体10月に行われているんですよ。で、10月に特別区経験者採用を受けようとしてるんだけれども、例えばその直前その年の4月のタイミングで転職をしてますよと。その上で特別区経験者採用を受けているという状況を考えてみてほしいんですけども。

面接官の気持ちを考えてみたときに、どう考えたって「なんで?」って思うと思うんですよ。今回特別区を受けてくれてるのはありがたいですけれども、半年前に転職したばっかりですよね?ってたぶん考えちゃうんじゃないですかね。素朴にイメージするならね。

あるいは、言葉としては面接官は言わないかもしれないですけども、「ちょっと仕事が長続きしない人なのかな?」とか。やっぱりどうしても色々な可能性を考えちゃうと思うんですよね。

ということで、色々な事情はあり得ると思うんですけども。おそらく、転職直後の転職ということになると、面接官にやはり違和感を与えてしまうんじゃないかなと私自身は素朴に思います。

2つ目が、Gravityの過去の合格者たちを見ているとやっぱりそう思う、という話なんですよ。ここでは、Gravityの不合格者じゃなくて、合格者にフォーカスして話をしているんですけれども。

例えばGravityでは、毎年特別区を中心に色々な組織に最終合格者を出していますけれども。その方々の経歴ですよね。

特に上位合格している人たちとかの経歴を見てみると、やっぱり直前で転職してないとか、あるいはそもそもの勤続年数ですよね。今の会社勤務歴がすごく長いとか。

そういった形で、直近で転職してる人ってほぼいないんですよね。上位合格者の中には。

もちろん、直前で転職をしていると即座に不合格になるとかそういったことはありません。実際Gravity生の中には、目当ての組織を受ける直前に転職していたとしても、最終合格を果たしている人ってたくさんいますから。

ですけれども、じゃあそれって合格者の一般的な姿ですか?って言われたらそうではない、というのは強調しておかなくてはならないと思っています。

ということでもありますので、例えば皆さん方の中には、来年の特別区経験者採用を受けようと思っている人がいるかもしれません。でも、例えば同時に、直近でちょっと転職しようかなって考えてる人もいるかもしれない。

つまり、特別区を受ける前のタイミングで、今の組織じゃなくて他の組織に転職して、そこを挟んでから特別区にいこうと。そういう風に考えている方もいると思うんですけども。

個人的な見解を繰り返しご案内しますと、どうしても入りたい組織があるということであれば、その組織を受ける直前には転職はしない方がいいということをお伝えしておきたいなと思います。