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【悪夢日記】旅行

2020/02/24

友達と四国の山に登ろうと言う話になった。2泊3日ほどの小旅行だ。

その日はどこの山かよくわからないが、楽しく登山を終えたが、泊まる場所は決めてないと言われ、結構キレつつ車中泊。

翌日、別の山を登ったあと、さすがにもう車中泊は無理だと、ビジホに泊まろうとしたが、どこもいっぱい。

僕は「四国に僕のばあちゃんの家があるから今から頼んでそこにしよう」と提案した。(実際ばあちゃん家はある)

親戚とは仲が悪いから気が進まなかったけど、こんな状態なので仕方ない。季節は冬だ。とりあえず電話をしようとしたがわからなくて、しぶしぶ親戚に連絡を取ろうとしたが、誰に連絡すればいいのかわからない。…ばあちゃんはボケが進行してて、誰かが面倒みていたはず…でも今誰かいたろうか…と、ここでばあちゃんはとっくに亡くなっていて、家は売っていたことを思い出す(これも実際そう)


なんだそりゃとヤケクソになり、雪のつもる四国の道を車で走りながら適当に宿を探そうと。

雪の積もった街はキレイだった。乗っている車は妙に小回りが効いて走り出してきた子どもをすぐに避けたり、小さい曲がり角もスルスルと曲がる。なんだかとにかく気分がいい。
「雪がきれいだな」と運転席にいた友達に言おうとしたら、友達はいなかった。気づいた瞬間、僕は妙に小さい一人用の車に乗っていた。車と言うか、田舎の遊園地にありそうな変わった自転車みたいなやつ。




「これは夢だ」と気づくと、ハッと目が覚め、車の中だった。友達に「今夜の宿どうする?」と聞かれる。そうか、登山を終えたあと寝てたのかと。

「全然あてがない。適当に探そう」と。さっきと同じ状況なので、「あーもしかしてこれも夢なのか…」とぼんやり気づきはじめる。
またさっきと同じように、雪景色の中、車を走らせていく。今度は徐々に車が大きくなっていき、ついには観光バスになっていた。乗っている客は派手な見た目の輩が多かった。

「カツアゲとかされたらやだな」と思っていたら前に座っていた金髪カップルの男方に「タバコくれよ」とねだられた。「ほな、これあげるわ」と友達が勝手に僕のアメスピを差し出してる。しかもすでに一本吸ってる。
「いつの間にパクりやがった」と箱を取り返し、吸おうとしたら、半分に折れたアメスピが出てきた。

「もういいや」と火を点けようとしたらいつまでも点かない。そんなわけない。昨日フリントの交換したばかりだ(これも実際そう)いつまでも点かない…点かない…ああ、火が点かないのはこれが夢だからだ。起きねば、またこの夢が繰り返される…。

と言うところでめちゃくちゃ気合い入れて、本当に「ぐはっ」みたいな感じで起きた。

四国に雪降るってあまり聞かないけど、本当にキレイだったし、妙な開放感もあった。今のここも夢じゃないといいな。

終わり

お世話になった友達全員に焼き肉とかおごりたいです。