～非リアの優雅な日常１～　カップルに挟まれたのに非リアだった話。

皆さんは非リアという単語を知っていますか？
使われる意味は色々ありますが、簡単に言うと彼女がいない人のことです。

そして、何を隠そう実は僕、非リアなんです。意外でしょ？

リア充ならこんなしょうもないノートなんて書かないから当然でしょなんて思ったそこのあなた！！

そんなものはもはや大当たりです！！！！今すぐその考えを誇ってください！！！

このノートでは僕のオーストラリアで非リアだな～って感じた瞬間を言葉にしていきます。一応シリーズ扱いにしますが、次が出ないことを強く望んでいます。

わあ、なんかやってる

昨日の昼下がり、（バイトの面接があったので）一人でショッピングモールを歩いているとあるイベントが開かれていました。

簡単に言うと、名前入りのオリジナルコーラを2本作ろうというイベントです。

なんで2本かは分かりますよね？自分と他人（一般的に友達以上の関係の人）に送るようです。しかもかなりの列ができています。しかもどこを見てもカップルや家族連れ、、、

しかもこんな注意書きがありました。

これは「あげたい相手もいないやつはさっさと帰ってママのおっぱいでも吸ってな」という意味になります。英語を学んでいた成果です。

この明らかにリア充感満載のイベント、大の男が、しかも非リアが一人で並んでいい場所ではありません。

そのため、僕はあきらめて並びました。非リアなんて関係ない、ただコーラが飲みたいんだと言い聞かせて。（無料でした）

ちょっと変わってる非リアだなこいつって思いました？
そうです。私が変な非リアです。

前カップル、左カップル右カップル、さらにはとどめの後カップル

並び始めた非リアですが、これはリア充イベントということを覚えていますか？つまり、ここには大量のリア充もとい彼氏彼女持ちが大量発生しているということです。

つまり僕の前左右後ろカップルが存在していることになります。

カップル
カップル 僕 カップル
カップル

そろそろカップルがゲシュタルト崩壊してきたと思いますが、僕の精神も崩壊しそうでした。

カップルに挟まれているのにいまだに非リアの僕。オセロなら僕はもうリア充です。

海外のカップルはかなり目の前でイチャイチャします。もう何とは言わないけど、ほんっっっっっっっっとにイチャイチャします。

このままだとだめになると感じた僕は、自分に言い聞かせます。僕は恋する乙女、家にいるあの子に持って帰るために並んでるんだと。余計みじめでした。（このときにホームマザーの顔が思い浮かんだときは自分をぶん殴りたかったです。詳しくは下のリンクを）

君の名は

そんな事をしているうちにとうとう自分の番が回ってきます。1本だけでいいかなとか考えましたが機械がそれを許しません。本当に悩みました。

しかし、1本目は簡単です。だって自分の名前ですもん。

ここまでは順調です。さあ問題は二人目です。存在しない2人目の名前を考える。これほどまでに虚無な時間があったでしょうか。僕は地球上で一番時間を無駄にしている自信がありました。

親が子供の名前を考えるときもこんな感じなのかななんて思っていました。ですが、子供の名前には輝かしい未来が待っています。でも僕には虚無しか待っていなかったのです。

時間も近づいています、そして迷った末に思いついた君の名は。。。

Hiriaちゃんです

え？これがどうしたかって？？？

よく見てくださいよ、Hiria→ひりあ→ヒリア→非リア
コカ・コーラのデータバンクの中にこの言葉をぶち込んでやりました。

しかも皆さん信じられますか、僕はこれを一人でやったんですよ！？
僕も今書きながらに自分が怖いです。

更にもう一つ驚愕したことがあります。Hiriaの溶け込み具合。

作った名前が表示されるんですが全く違和感がない。数ある幸せな名前に紛れてのHiria。明らかに異質なのに、溶け込んでしまっている。

非リアは自分たちの周りに潜んでいる。そんなことを教えてくれました。

しかし、この名前が更なる悲劇を生むことになりました。

陽気な伏兵

無事に作り終わった僕はとっとと帰ろうとします。
お目当てのものを手に入れたら速やかに撤退する、これ戦場の基本です。

しかし、突如目の前に陽気な外人Aが現れ、先制口撃をしてきます。

「その子は君の彼女かい？」

●

●

●

●

●

？？？？？？？？？

僕はそっと後ろを見ます。そこにはだれもいません。ああ、これは僕に言っているんだ。これに気づくまでに２秒かかりました。

その外人は正確に、ヒリアちゃんに対する最大級の煽りをぶつけてきました。しかも善意を持って。

この世のみじめさをすべて凝縮したような空間がそこにありました。自分が今考えただけのネタ。そこに意味を知らない外人が無邪気に突っ込んできます。

この名前がなまじ違和感のないばっかりに！！！！

質問された以上答えねばなりません答えねばなりません。

ですがもしここで非リアの説明をしようものなら、僕は日本の恥さらし。
帰国即死刑確定です。

そのため僕は歯を食いしばって。そして笑顔で

「YES」

と言ってやりました。

この光景をなんというか知っていますか？？？

MIZIMEと言います。

次回予告

今回これを書いてきましたが、記事の書き始めの方はシリーズにしてもいいかななんて思ってました。

でも今はもう無理です。泣けてきました。なのでこれっきりにしたいと思います。

やめて、これ以上リア充のキラキラを浴び続けたらたいちの精神が崩壊しちゃう。お願い、死なないでたいち！あなたがここで倒れたらだれがnoteを運営するの！？精神はまだ大丈夫、彼女さえ作れば何とかなるんだから！！

次回

たいち、まだ非リア

noteスタンバイ！