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世界の隅で1人で泣く人がいないように君の優しさが世界を丸くしたんだ

人間には生存本能や防衛本能があるため、相手の情報を知ることで安心しようとする性質があるらしい。

たしかに相手が何者か分からない状態は不安が伴うし、つい早く相手を何かの型にはめようとする気持ちが先行してしまう。
だけれど、こうやって安易に答えを欲しがる心理こそ他者からの情報を鵜呑みにしてしまう原因になる。
そこで、相手に対して何のフィルターも通さない、つまり何の偏見も決めつけもない純粋な状態のとき、私たちはありのままをみることができる。
いわゆる心の裸眼という状態。
しかしながら、自分の目に何らかのフィルターが与えられたとき、その情報の色に染まることなく無色透明な心の裸眼で相手を見ることができる人が一体どれだけいるのだろう。

こんなことを考えていた時、ふと浮かび上がったのが本日の主役となるTREASUREのヨシくんだった。


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私は私です
いつも愛してくれるトゥメありがとうございます

俺は国籍関係なく、いつでもイルメンの長男やで!
みんなが良ければ

ヨシくんが国籍を明かしたとき、そしてファンのコメントに対するヨシくんの返信をみたとき、私は冒頭に述べた”心の裸眼”という話を思い出した。



ヨシくんはあまりにも無色透明という言葉が似合う気がする。
何の色にも染まっていない澄み切った透明な心で人を見ることができる人。

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去年のヨシくんのセンイルVliveで
”幽霊は見たことあるしびっくりはするけど、今まで被害を与えられたことがないからいい人かもしれない。姿も性格も見えないから…いい人だと思います、幽霊も”
と言っていたことからもそれが十二分に分かってしまう。

ヨシくんは相手の肩書きやレッテル、噂というフィルターを全て取っ払って、ただ純粋にその人を見ているだけだった。
たとえそれが人間でなくても、何も考え方は変わらないのだと普段のヨシくんをみていると分かる。
そんな人が本当に存在するのかと思ってしまうが、ちゃんとここに存在するのだ。

ヨシくんは絵を描くことも好きだ。
作業室にもヨシくんの描いた絵が飾られているし、ベルトにも自分でデザインを加えたりしている。
そこによく書かれている”UNIQUE”という言葉。
最近のヨントンでその言葉に意味はあるのか聞いたファンの方がいたけれど、その質問に対してヨシくんは”独特という意味とは別に唯一無二という意味がある”と言っていたらしい。

ここでもやはり確信する。
ヨシくんは何にも染まらない無色透明の人なのだと。

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RADWINPSに「透明人間18号」という曲がある。

賢者も 空も 凡人も それぞれの色に染まる中
太陽の光纏った君は 無色透明に輝いていた
何ににも染まらぬように 何にでも溶けるように
心と声との隙間に 裸で立ってられるように

君に僕は見つかったんだ
すると灰の色の僕を眺め 綺麗と言ったんだ
虹の色を掻き混ぜると 同じ色をしていると

色というのは何かを象徴するものだ。 

どんな人もそれぞれの色に染まる中、黒にも白にもなれない僕を綺麗だと言い肯定してくれた無色透明の君。

”心と声との隙間に裸で立ってられるように”
つまり、それは心と声の一致であり、自分の気持ちを偽ることなく素直に生きるということ。

この”無色透明に輝く君”こそまさにヨシくんなのではないかと思った。

たとえ色をはっきりさせないといけない世界であったとしても、そこに当てはまらない人の存在を異質やマイノリティだとかでカテゴライズせず、ただ一人の人間としてみることができる人。
世間一般の良し悪しや価値観に惑わされず自分の目で見てその人自身やその人のもつ性質を肯定できる人。

そして自分の”好き”に真っ直ぐで、誰かの色や意志に染まることなくその”好き”を自分のものにできる人。
そんな唯一無二の自分を大切にし愛せる人。

ヨシくんはそんな人なんじゃないかと思う。


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ヨシくんは人に寄り添う温かさを持っているし、そこにヨシくんのもつフワフワした空気感も相まって一緒にいるだけで心が浄化されるようだ。
ヨシDAYのVliveやTMI logなんてまさに他のメンバーとはまた違う穏やかで平和な時間が流れていた。
特にヨシくんが一人で話してるときの声のトーンや話し方は、聞いていると眠気に誘われるくらいに心地がいい。
オルゴールが流れている空間にいるような、そんな感じ。

それにどうしてヨシくんを見ていると、世の中の不条理や悪を知らない無邪気で真っ白な子どもをみているような気持ちになるのだろう。

一見その純粋さから人に流されやすそうにも見えるけれど、先に述べたように実は確固とした”自分”というものを持っている人だと思う。
誰でもなく、何に作用されるわけでもない、自分自身というものを。

しかしながら、そこに一切の押し付けがないところに、自分を大切にしながら他者も同じように大切にするヨシくんの優しさがにじみ出ているような気がする。

それに、ヨシくんを見ていると過保護な気持ちが募って守ってあげたいという衝動に駆られてしまうことも多いけれど、きっと私たちが思っているよりずっと芯のある強い人だ。


“世界の隅で1人で泣く人がいないようにヨシの優しさが世界を丸くしたんだ”


これは正直だいぶニュアンスなのだけれど、海外のファンの方が言っていた言葉で、ヨシくんの優しさを表現する素敵な言葉だと思い記憶していた。

ヨシくんはきっと嘘が付けない人だし、あまりにも優しい人だ。
でもその優しさは誰かに限定されたり偏ったりすることなく、いつだって分け隔てなく平等に注がれている。
メンバーと接するヨシくんの姿を見ていると分かるように。


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私は私で、君は君というように、一人一人が唯一無二の存在だということはごくごく当たり前のことのはずなのに、それが意外と難しい世界に私たちは生きている。
実際様々な差別問題が現実社会には蔓延っていて、生きづらく感じる人や辛い思いをしている人がいるのもまた事実だ。
人と人との関りにおいて、国籍や人種や性別…何もかもその人を取り巻く人為的なカテゴリーでカテゴライズして個人の人間(その人自身)を理解することなんて到底無理なことは分かりきっているのに。

そう思いながらも、もしかしたら無意識のうちに私も人を型にはめる情報に左右されているのかもしれない。
だからこそ、私は心の裸眼で相手を見ることができる無色透明の心の持ち主として生きていけるよう努めていきたいとヨシくんを見ていると考えさせられる。

たとえ、国籍も人種も性別も地位も経済水準も何もかも違う人々がごちゃ混ぜの世界になったとしても、きっとヨシくんはどこの誰であるかなんて気にすることなく、全ての人を純粋な心の目で見て、一人一人に寄り添い、分け隔てなく無償の愛を与えるのだろう。

ヨシくんのような無色透明の心と全ての人を包み込む優しさが伝播していけば、まさにそこに生まれるのは世界平和であり、排除され孤立し悲しい思いをする人もいなくなるのではないかとさえ思ってしまう。


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12歳のヨシくんは、将来世界の平和の役に立つ人になりたいと言っていた。小学生の頃なんて、ただただ自分の好きなことを将来の夢としてあげる人がほとんどだし、例外なく私もその1人だった。
ヨシくんのその言葉の裏にどんな理由があるのかなんて知る余地もない。もしかしたら、戦隊モノに憧れがあったのかもしれない。それでも、”世界平和の役に立ちたい”と言える人なんてそうそういない気がする。

それから9年が経った去年のセンイルVliveでは、”この地球にいる全ての人が幸せに過ごしてほしい”と言っていたし、ヨシくんが作ったキャラクターであるYOCHIの頭の王冠の意味は、”みんなの幸せを考えないといけないし、平和主義者だから”と言っていた。

ヨシくんはいつだってヨシくんのままだった。
いつの時代を切り取ってもそこには変わらないヨシくんが存在する。
ヨシくんという人間の根っこにあるのは、間違いなく”平和”と”愛”なのだろう。
それに実際ヨシくんの存在は、ヨシくんを取り巻く世界にいつも平和をもたらしてくれている。
だから、やっぱりヨシくんの無色透明の心と全ての人を包み込む優しさが伝播していけば、そこに生まれるのは世界平和なのだ。


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ハグする相手がいないドヨンちゃんをさっと抱きしめに行くヨシくんも、マフィアゲームという疑ってなんぼのゲームで疑って申し訳ないけど…と言うヨシくんも、ジュンギュのセンイルVliveでブレスレットを壊してしまったマンネを咄嗟に抱きしめてこれはパフォーマンスだというヨシくんも…

当たり前のようにあまりにも日常に溢れすぎていてエピソードがもはやぱっと出てこないけれど、いつも周りを見ていて、誰一人置いていかず傷つけないさりげない優しさが、見ている私たちの心までも包み込んでくれる。
そんなヨシくんは人の心の機微に敏感な方ではないような気がしていて、相手の繊細な心の動きを読み取ったうえでの行動というよりも、突発的にでたものというか、ヨシくんという人間の根本にある優しさが無意識的に表面化しているような感じがする。


夜空に浮かぶ星が綺麗だった
雨上がりの空に虹が見えた
信号が全部青だった
道端に綺麗な花が咲いていた
いつもより少し早い電車に乗って帰宅できた
私自身ネガティブ感情に引っ張られやすい性格だからこそ、こういったふと笑みがこぼれるような日常の中で感じるささやかな幸せを大切にしながら生きている。

そこで私は思うのだ。
ヨシくんってありとあらゆる幸せをかき集めてできた人だなと。
(ヒョンソクくんがマシホを世界の可愛いを集めて1つにした子だというように)
そこに推しだとかそういうフィルターは必要なくて
ただただヨシくんを見ているとなぜか無意識に顔がほころんでいる。
これはきっと人類共通。
元気が出ないとき、気分が落ち込んでいるときはぜひヨシくんの詰め合わせ動画でも見てほしい。
きっと小さくても確かに幸せな気持ちで満たしてくれるはず。

ヨシくんが愛される所以も全てここにあるはずだし、ヨシくんの人柄はきっと家族や周囲の人たちから受けてきた愛で形成されたものなのだろう。
それに”切れない愛の生命線”なんていう素敵な歌詞を書く人だ。
こんなに純粋で謙虚で温かくて、世界平和や人類すべての人の幸せを願える人が愛されないわけがない。

ヨシくんの目に映る世界がどうか永遠に優しくて温かいものであってほしい。辛いことなんて1つも起きてほしくないし、心を傷めることがありませんように…と、そんなことをいつも心の底から願っている。


ヨシくんは、まるでシャボン玉みたいだ。
一見無色透明なのに、スポットライト(太陽)を浴びるステージ上では虹色に輝く人。
自然と笑みをこぼれさせるような柔らかい温かさと、人々を惹きつける魅力と美しさをもつ人。
そこには自然と人が集まり、優しい空間を作り出す人。
手を伸ばして触れたくなるものの、触れるとすぐに壊れて消えてしまいそうな儚さを持つ人。
ヨシくんがいることで不思議とその場の空気が和むようなそんな人。



私はヨシくんがTREASUREというグループにいて、こうやって出会えたことにすごく感謝しているし、幸せを分け与えてもらうだけでなく、勇気をもらうことも学びを得ることも沢山ある。


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正直、こんなことをつらつらと書いている暇はないし、それに反して書きたいことは沢山あって下書きばかりが溜まっていく一方だった。
今年はどのメンバーのセンイル記事も書くつもりはなかったのだけれど、ヨシくんのセンイルを前にしてなんとなく書きたいことがバーッと溢れてきたので文字に起こしてみた。


拝啓 ヨシくん
パフォーマンスもビジュアルもどんどん洗練されていくヨシくんに毎度毎度圧倒され魅了されているけど、どうか無理はしすぎず心も身体も健康でいてください。
JIKJINの活動でこれまで以上にヨシくんが見つかっていること、ヨシくんがTREASUREを知るきっかけになっていることがすごく嬉しくて、もっともっとヨシくんの存在が、魅力が世界に知れ渡れ!!といつも思っています。
もうすぐイルコンもあり、久しぶりに日本に帰国してご家族と会えること、故郷の神戸でコンサートができること、そして何よりヨシくんが直接ステージに立つ姿をお母さんに見せられる機会がやっと訪れることが、ファンながらに本当に本当に嬉しいです。
スケジュールもハードでゆっくりする時間があるのかどうかも分からないけど、怪我なく無事コンサートを完走し、有意義な時間が送れることを願っています。
これからもヨシくんの世界を沢山見せてほしいし、一緒にJIKJIN~!してヨシくん旋風を巻き起こしていこうね!
風薫る5月の爽やかな純粋さと心地よい暖かな空気を纏うヨシくんがいつも健やかで幸せでありますように。

お誕生日おめでとう!! 


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2022.05.15  むじ


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