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コロナワクチン 2nd shotの倦怠感から気づいたこと

 齢49になるまで、ほとんど体調を気遣わないですんだ自身の幸せな環境とそこから起こっていたであろう他者への気遣いのなさに気づかせてくれた、コロナ ワクチンの2回目の接種。

 1歳時に、ストーブにかけてあるやかんの熱湯を全身に浴び死がすぐそこにあったやけどは、何度もの手術を経て、いまだ腹部と足の一部に大きな痕跡は残る。が、温泉や人間ドックで言われない限り、意識もされない。

 幸せなことに、これ以外に大きな病や怪我は記憶になく、若干の熱をおしての出社はあったかもしれないが27年間のビジネスマン人生で体調不良で休んだ記憶はない。この丈夫な体に産んでくれた両親には感謝しかない。


 そんな私が、コロナ ワクチンの2回目を接種した。1回目は少し腫れたぐらいだったので、接種時がインフルエンザワクチンより微かな痛みだったことも相まって、少しなめていた・・・。

 接種後12時間後ぐらいから少し倦怠感が出てきて、解熱剤を飲んで就寝するも、18時間後に寒気で目が覚めた。その後何度か解熱剤を飲んで寝ようとするがだるさが取れず。極端な高熱も出ないが、翌日までこの倦怠感と微熱は続く。

 こうなると溜まった仕事に向き合うやる気がなかなか起きない。37.2度や37.6度など、普通の人であったら時たま経験する微熱も最近ほとんど経験していなかったんだと、己の身の幸運に感謝するしかない。

 他の人が微熱や体調不良で仕事の進捗が悪い場合に、それぐらい大したことがないだろうと心の中で呟いたことがあることも、正直に白状をしたい。壊滅的なダメージでなくても、マイクロな嫌がらせのような環境がこんなに人間の意識に影響を与えるのだということへの認識もおそらく他の人より弱いのだろう。

 感謝と他の人への気遣い。コロナ ワクチンの2nd shotで感じたこと。

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