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よんごひんご日記《6.17-6.23》

17日(月)
たまに思い出すけど「ブタゴリラ」ってすごいあだ名。ちょっと体格のいい男の子ってだけなのに。当時「ひでえ笑」とか言ってたかな?たぶん言ってない。現在の感覚があるべき「ものさし」の長さなんだろうか。そうなんだろうねきっと。こういうとき、「ものさし」って言うけど、長くなったのか、短くなったのか。

18日(火)
だらだら長い文章になってしまう。アレもコレも書きたくなってどんどん長くなる。書きたくなるっていうか、自分の思いのひとつの視点だけでいいのに、こういう視点もありますよね?とか、こうも言えますけどね、とか八方美人的な文にしてしまう。一本でっかい矢印をズドンだよ。ごちゃごちゃするな。ムダを削ぎ落としたシュッとした文章にしたい。知ってる、数をこなさないと要領を得ないこと、手の抜きどころもわからないこと。数をこなす。

19日(水)
デジャブを見た。「見た」でいいのけ?「あ。あーーこれぇはー、なんかーーおーーおおああー」って感じ。

20日(木)
歯医者に行った。待合室でいつも思う。あの受付の人(20代女性)は、1日中ずっとあそこにいるんだよねって。患者受付をし、電話応対をし、時々書類を持って先生と話して、支払いのレジ打ちをし、また患者受付。ずっと、2m✕1mの受付の中にいる。「1日の歩数って1000歩ぐらいじゃないですか?」と聞いてみたい。「ポケモンGOのたまご全然かえらないですね?」「ピクミンの花植えも全然進まないですよね?」って。聞かないけど。きれいな青空の下で「深夜の馬鹿力」のひっでえ下ネタ聴いたり、コンビニでキットカットのでっかいやつ買って、食べるタイミング逃して、どゅるんどゅるんに溶けたやつ食べたり、激しい雨の中合羽着て、無敵っ!と小学生男児みたいな気分になったり、しないんだよね。この側面だけ見るとおれは恵まれてるのかな。まあ別に彼女は軟禁されてるわけじゃないか。
歯医者って、あの診察台の上で、いま聞かされた複数の治療法の中から即座にひとつを選ばないといけなくて、しかもそれがなかなか大きな決断で、「ちょ、ちょっと一旦持ち帰って家でゆっくり考えたいんですけど」って言いたい、けど言えない。だから苦手。

21日(金)
1日は長い。まだ10時、まだお昼、まだ15時。と思ったらもう20時。もう22時。また明日になる。一週間も長い。まだ月曜。まだ水曜。まだ金曜。土曜日も働いていた頃は、ビールのCMの「週末金曜日、お疲れ様」みたいな文言に憤っていた。 週末は早い。もう日曜の16時。家にいるととにかく早い。時間泥棒がいる。在宅中に堂々と家に忍び込み、家主であるぼくがゴロゴロ寝転んでいたり、だらだらユーチューブを見ているそばで、時間を盗んでいるらしい。姿を見たことはまだない。見つけたらただじゃおかねえ。

22日(土)
この10年くらいのエンタメの記憶がない。知らない人が東京ドームを埋めてるし。新人が憧れてた人が、知らない若い人だったり。韓国人グループだと思ったら日本人だし。。

23日(日)
外食づいている。昼はカレーうどん食べようと思ったのに断念して、ラーメンも断念して、結局80、90年代のJ-POPが流れる店で、親子丼を食べた。

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