【弓道】弓道を始めたきっかけ【審査】

私が弓道を始めたのは中学1年生のときです。
中学校に入学した私はどの部活に入ろうか迷っていました。当時の私は運動は好きでしたがあまり得意ではなく、好きだった野球を続けようか、足を速くするため(なんて短絡的なのだろうか)に陸上を始めようか悩んでいました。どちらにせよ自分より運動が得意な人は山ほどいましたから、なんとなく決めかねていたのです。このとき弓道のことなど少しも考えていませんでした。
私の通っていた中学校では入学してから1,2週間ほどすると部活動紹介という全校集会が行われていました。各部活動の活動内容を紹介して部員を集める、学校公認の勧誘行事です。その集会で弓道部も発表をしていたのですが、この発表を見て私は弓道に心を奪われました。まず弓。弓ってこんなに長いの!?と驚愕したことを今でもはっきりと覚えています。自分の背丈よりも大きいものを扱うスポーツは当時の自分にとって信じられないことでした。次に所作。ものすごく大きな弓をとても丁寧に引くアンバランスな感じ(剣道やなぎなたのように振り回す競技しか知らなかった)が目を惹きました。そして放たれた矢と的中した際の轟音。入部を決意するには十分すぎる経験でした。
その日の夜、すぐに両親に弓道部に入りたい旨を伝えると二つ返事でOKしてくれました。同時に、部活だけでなく勉強もしっかりすること、弓道は他のスポーツと違い経験者がいないだろうから一生懸命頑張ればレギュラーになれるかもしれないということ、やるからには本気でやることなど、両親からのアドバイスを胸に刻み、翌日入部届を提出しにいきました。

※あくまで個人の感想を自由に書き連ねただけです。実際の学科試験では自分の経験を基に回答しましょう!

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