見出し画像

あぶなさ

こんにちは。イシカワです。


週末てんこ盛り。
沢山のご来店、心よりお待ちしておりますよ。

めちゃくちゃいい気温。
流石のどなたの、皆様も出かけたくなる気温でしょうこれは。

是非靭エリアまで。
靭公園で葉桜も満開。
散歩している人も満員。
心地よく昼寝している人も満足。

散歩がてら、イシカワの生存確認しに来てください。
本店で受注会もしているので。



さて、珍しくオープン前に更新している訳ですが、
昨日のインスタライブが余りにも長くなってしまったので、
ちらっと、サラッと、鮮明に、補足しておきたいなと。

きっとこれでまた伝わる部分が多いはずです。

是非。



ひとまず、概要だけ。


「FAUVESポップサックシリーズのサンプルをお借りしたので、本来見えない先までご堪能下さい。」



"あぶないデニム"
に引き続きローンチさせて頂きました、

"渋あぶないポップサック"

沢山の方々を現存する洋服の観点とはまた別アングルで、斜めから鋭角に刺激を届けている"FAUVESあぶないアイテム"たち。本日より約1週間、デザイナーの、激しくも、愛溢れる愛用品サンプルをお借りして、新品からの鋭角な変化を目の当たりにして頂ける機会を設けます。

伝えたい事が沢山、伝わりづらい事も沢山、だから楽しめる事も、そこでしか見えない事も沢山なんです。FAUVESを気にして下さっている方々はとても多い様に感じます。それこそ買ってくれた方も沢山いらっしゃいます。買った人にも来て欲しい。改めて話せる事がきっと沢山あります。新しい発見が、この機会しか見つけられない発見が沢山あります。目に見える物、そして触れて分かる事。きっと誰も着てからの先を想像出来ない物が、ここに沢山詰まっています。


改めて大変貴重な機会です。
現存する洋服の先を見る機会。中々ないでしょう。

ただそんな貴重な機会なら、
もう少し先の先の話までするのが、
きっとこの機会の付加価値だと感じます。

昨日のライブでの補足+詳細みたいなものです。
何せとてつもない構造ながら、とてつもなさ過ぎて伝わりづらい。
ただそこの解釈が各々次第だから、とても面白い。
そんな洋服が「FAUVES」なんです。

少しでも何かの発見に、気づきにしてください。



左:デザイナー着用サンプル(洗い4回ほど)
右:新品

これほど寄れば、生地変化が目で見て伝わりやすい。

多色で濃色表現のホップサック。
解釈としてはそもそも聞いたことのない境地です。

その上で、この洋服を楽しむ上でお伝えしたい事。その解剖をします。
まず初めに、「異常なほどに風が突き抜ける」という事。

真夏も快適です。



改めて表情をご覧ください。

左のサンプルは水を通すことでしっかりと目が詰まり、
強撚糸で織られたジャリジャリホップサックがガチっと固まったのちに、
福原さんの着用シーンから、ガチっとした組みが解け、整然とされていた表情にゆるみと動きを生んでいます。

ふっくらしてますよね。動いてますよね左。お湯入れる前のラーメンみたいな。

勿論着馴染みから、素材本来の風合いは増して、柔らかく滑らかなタッチに落ち着いていくものとなります。


そして上で書いた通り、
多色ミックスのホップサック。

洗って着て、糸が解け、ゆるみ、踊りだすその先に、
また新たな一面が垣間見える、そんなファブリックなんです。

少し鈍い”ブラウントーン”な表情が、奥からすっと顔を出していているのが伝わりますかね。何と言うか、こげ茶、赤茶、そんなニュアンスの新顔。新米ですね。

また別色味で、少し軽くなったブルー系も顔を出してきます。と言うよりも抜けてきます。この独特かつ他にない顔を合わせ持っている事、しっかり知っててもらいたい。



その上で改めて引きで見ても、
全くの違いを感じて頂けるはず。

左:サンプル
右:新品

これを読んでいる今にはきっとこの補足は必要なさそうですね。

動き溢れる変化後、否、変化過程。
更に濃色はデニムの様に白アタリ、毛吹きまで起きてくる。

この変化、どう楽しんでいただけますか。
新品とか、中古とか、そんな解釈じゃなく、
洋服に新しい面白さ、新しい育成感覚をくれたアイテム。

やっぱめっちゃアヴァンギャルドだ。



こちらは半身仕上げをしてくれているサンプル。
ベージュホップサック。勿論多色表現。

写真で見て左がノープレス。洗い晒し。
右がプレスして伸ばした状態。

ひとまずお伝えしたい事は表情の部分。


この色感なら雰囲気もお伝えしやすい。

左のノープレス、どこか「ジュート」な雰囲気を漂わせ、
洋服であまり見かけることのない、目新しい表情をしている、季節感感じる表情。

一方、洗い晒し。
先ほどの濃色同様に糸が解けて、踊りだしている。甘いニュアンスの為表情がとても伝わりやすい。その凹凸感からか、どことないウール感を感じられます。軽さと動きの所謂、面の話です。

まさに表裏一体。超面白いでしょコレ。
ヤバいんですって。



サイズグレーディング、と言うか洗い・着用変化も、
糸が解け、プレスしたり、着用しまくったりすることで、元のサイズへ戻っていきます。

楽しみ方が無限大過ぎる。
それが「FAUVES」なんです。

扱い方が「個性」なんです。

ファッションモンスターの皆さん。
僕は今、皆さんを試しています。


是非、この貴重な機会を有効活用してくださいね。
週末、お願いします。


イシカワ

-------------------------------------------------
MusterWerk Sud.
13:00-20:00(時間外アポイント制)
〒550-0005
大阪市西区西本町2丁目4-4 三栄ビル204
-------------------------------------------------



この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?