premio gordo Order Event
※納期は2024年2月頃
(生産に年末年始を挟む為、納期に前後あり)
※前金として¥33,000をお預かりします。
残額を商品到着時にお支払いいただきます。
「空間までもを美しくさせる靴」
美を足元から感じさせてくれる茶ローファーのSans。無骨なローファーな印象なんてなくて、シュッとしてるのにきりっともしている表情とは裏腹な、とてもやさしい、足を包み込んでくれる履き心地。マッケイで返りも良い。裏側に張られたヌバックが初見から何年も履きこんだかのような履き心地を創り上げています。広めにとられた履き口に対して、トゥのクラシックな面立ち。カジュアルだってドレスだって。僕はこのローファーをよりファッションへと昇華させたい。そう思わせてくれる、履きたくなる妖艶さも兼ね備えた中性的なマストなローファーです。
黒もいい。まるで透き通るような透明感のある黒カーフ。きめの細かいカーフを使用しており、履き始めから履きやすく、軽快に街を散歩してしまうくらいの。決まりすぎる黒の印象なんて無くて、これも茶同様にドレスに寄せようとも、クラシックに寄せようとも、茶よりもスタイルに干渉なんてせず、自分という主に溶け込んでくれる、そんな優れた靴。履けばわかる程度のほんの少しヒールをとっているのがなんともメンズ靴にはあまり見られないドレッシーさをくれている。家に置いているだけでも品の出る、黒も欲しくなってきた。
Vチップ。いつも思います、Vチップって格好いいって。元々は軍物から取られたりするチップでもあり、某シューズメーカーなどが作るVはどこか男らしくて無骨で格好いい。それが好きなんです、そうなんです。ただこれはまた違う視点をもって。とても繊細にきれいに打ち込まれたステッチも、アクセントなのかどうなのかの、さりげないパンチングも、纏まっていて美しい。木型もローファー含めオリジナル木型で、日本人の我々の足に沿って、履きやすく、そして形を保ち、いつまでも美しく、そんな設計で作られているからこそのVチップのエロさが抜群デス。製法はグッドイヤーで沈み込みも馴染みもいいため、履きなれている人には特にうってつけで、相性のいい靴ですね。ローファー持ってる人は一旦Vチップ悩んでみてください。
馬革を差すだけで、これほどまでに印象が変わる。ステッチワークの繊細で丁寧なポイントがより伝わってきます。無骨で男らしいスタイリングが、アメカジライクなスタイリングがお好きな方は是非一度、お試しいただくことをお勧めします。
馬と白鞣し。コントラストが何気ない足元を輝かせてくれる。オーガニックで伝統的な自然な手法が作る色だし、革の表現は他のそれとは、違う品をくれる。無駄もないオーガニックなつくりに手法。色感も相まって、勝手に惹かれてしまう、のそれ。
カーフスエード。色が渋い。なんか強そうな、固そうな、硬派な雰囲気が伝わってくるような気がします。素材って大切だなって改めて感じます。同型異素材4素材。すべてに違う個性というか色があって面白いし、この実物を見て悩める機会なんてそうないのでよりこの期間が面白いものになっている。良いですね楽しい。
デザイナーが女性で元々はレディース木型しかなかったそう。そこからレディースの木型を軸にメンズの木型を起こして作ったのが、premio gordeのミソなポイント。レディースとメンズでは設計から少し違う。写真からお分かりの通り、少しシェイプも効いていてコンパクトでよりメンズよりも美しさが際立っています。今回、僕自身も初めてこちら側として店頭でお話しさせて頂く受注会ですが、僕自身もSans茶色から始めたのもあり、今回を始めてで見に来られる方には、間違いなくローファーからお勧めさせて頂きたい。履き心地をローファーに求めるデザイナーの意図もあり、ぼく自身も愛用しているからこそ、本気でお勧めできます。
では、残りの会期も何卒宜しくお願い致します。
沢山のご来店、オマチシテオリマス。
イシカワ