![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739216/rectangle_large_type_2_bcceafbfa977c589db1a4638b5936e30.jpg?width=1200)
大阪のおばちゃん
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739320/picture_pc_f45dc268d54272309af6e06fb9776ac3.png?width=1200)
「おせっかい、派手好き、あつかましい、ヒョウ柄、あめちゃん」
強烈な姿がすぐに脳裏に浮かぶ。生まれも育ちも生粋の大阪の僕は、沢山の”大阪あるあるおばちゃん”に囲まれて生活してきた。
沢山のおばちゃんからのおせっかいも、ド派手に決めているおばちゃんとの交流も、厚かましくて腹が立つおばちゃんも、マダムぅ~なヒョウ柄のおばちゃんの集合も、「あめちゃんどうぞ」の頻度高めのおばちゃんも。
他の地方にこんなおばちゃん達はきっといないはずだ。
これが大阪の魅力なのである。
だって、どんなおばちゃんもユニークで面白くて、そんでもってとてつもなく人懐っこくて優しい。あめちゃんなんて明らかに優しさの表れではないか。大阪を誇りに思おう。どんなおばちゃんも大切にしよう。
![](https://assets.st-note.com/img/1707805813325-2YY6hJo76k.png?width=1200)
と。
どんな前置きだよと。
綴りながら自分でもよく分かってませんでした。
が、今回伝えたいのはインスタを見ている皆さんならお分かりの通り。
そう、セーターの上下。イケてる組みのドーターのセーター。
「メランジ調の抜け感がヒョウ柄だよね。」
って事なんですけどそうじゃないんですよ。
ドーターのセーター、物作りからプロダクトに至るまで、僕自身心底リスペクトを込めて。そしてそんな大阪のおば様たちへのリスペクトも込めて、
今回のブログに至るわけですよ。
Olde H & Daughter
- SILK COTTON P/O -
COLOR: red cray
SIZE: 8 (FREE)
PRICE: ¥48,400-(tax in)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739458/picture_pc_fa656024ce6b505511622e6bf5876123.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739448/picture_pc_85203bea15e30daf85401d2db28549be.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739451/picture_pc_5537344c5f91d407ceec133755da7b53.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739445/picture_pc_78822ad207b5e23ad1df3f36eec0ef57.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739398/picture_pc_f76345d3cc65bf7a5a3da6598f64bc92.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739455/picture_pc_6cde64b121dfe333d53fb7fd4dae3a1a.png?width=1200)
Olde H & Daughter
- SILK COTTON SHORT P/T -
COLOR: red cray
SIZE: 8 (FREE)
PRICE: ¥36,300-(tax in)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739542/picture_pc_3921de937523245f78182e8bd6633e67.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739562/picture_pc_71bb9138c7f6a025aee4d66774126668.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739556/picture_pc_8c382d61fa76466c92f260647fc01257.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739575/picture_pc_d3c608667b5eed76a83cafcce04507a5.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739470/picture_pc_29553e7c80286211ddecda524479303f.jpg?width=1200)
一見リネンのセーターのような面構え、触れると新しい触感、変な感覚。これを可能にしている糸の正体は、まるで麻の様な雰囲気を持たせるため、特殊加工を施したコットン糸とネップ感のあるシルク糸を掛け合わせたもの。
独特なシャリ感とドライなタッチ、シルクの気持ち良さを肌を通して感じます。素材の特性上、吸湿性、放湿性はとても高い。裸で着て、不快感もなく、見た目と反してむしろ気持ち良い。シルク特有の光沢がコットンと上手く混ざり、鈍く奥に光る感じ。多色使いのグラデーションとそれを乱すネップのメランジ感と絶妙に調和して、どちらも色目が最高に雰囲気を纏っている。
今期入荷のこちらの新色はくっきり色目が別れている事もまたポイント。ナチュラルオーガニックテイストな昨年の物と比較して、全く違うテイストながらも、着心地は共通項。昨年を過ごして思うのは2枚目があって良いやつです、これは。一枚買ったアナタに薦めたい今期のカラー。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739604/picture_pc_4836f64185f984faa8435270988ffad2.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739601/picture_pc_e5bf2872dbf5a5c13b66043488200013.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739603/picture_pc_a7d945e9c6f8665f3ea016f65d482677.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739608/picture_pc_5a049f5212e416e5ec488d887f06719f.png?width=1200)
ボートネックで衿ぐりにはリブはなく、すっきりとした表情。 袖、裾にもリブはなし。締め付けがなく、あらゆる箇所から風が抜け、開放感が凄い。いつものドーターのセーターよりは度甘に編まれ、さらにリラックス感を生みます。 ニットの特性を利用した、くるっと返ってくる裾のフィニッシュが愛くるしい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739683/picture_pc_1b23dfacd08d5b65bca2eeb44e9847da.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739655/picture_pc_0fcd8fbc7ffd35b43b0efeacab50d9fd.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739649/picture_pc_08c5784d59c1135e9c2274172201412c.png?width=1200)
ビリケンさんみたいな雰囲気してますが、そこは放っておいて。
ショーツは古いのアンダーパンツにあったニットパンツディテールをベースにアレンジしたもの。自慢のウエスト部分はホールも含めて編みで仕上げたベルトホールとドローコードも同素材で通すことでどうにかして見せつけたいウエストデザインに仕上がっています。脇線の接ぎなしと股下のガゼットパーツも脚を通した時に感じる、この美シルエットを支える重要な仕様です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739690/picture_pc_a0948254151c992ce3dd1bba36f3d265.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739698/picture_pc_1f54a65b9359545bb0e340ca1a074522.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739699/picture_pc_0a4a938e2076bc2a7f003a25e150435a.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739701/picture_pc_b7205c972ddc8c00bf6fd24707c34457.png?width=1200)
分かりますか。随所とても考え、計算されつくした作りこみがあってこそ生まれたセーターなんです。特筆すべきはきっと色目なんでしょう。ただそこじゃない。肌に充てて感じられる見た目とのギャップ。優しい包み込まれるような感覚。新鮮ながらも、大阪出身の自分は何となくですが、心地いい。
言葉で語れる洋服もまた、良い面は多い筈。
ただこんな言葉だけじゃ足らずになってしまう、「なんかいい」が詰まっている洋服は、作り手の思いと、それを着る側の感覚があって初めて成立する格好いいな気がします。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130739716/picture_pc_2aa3a335945f0af539741910f416d0b4.png?width=1200)
ほら、まるで大阪のおばちゃんでしょ。
見た目とのギャップに、引き込まれる優しい心地。ヒョウ柄を着てたって怖がっちゃいけない。みんないい人。みんな飴ちゃんくれるから。
ヒョウ柄風な所も、至極快適な心地面も、洗ったり、組み合わせたり、レイヤードも。何だって着てもらえる昨年即完売のセーターシリーズが今期は早めの入荷で新色「おば様カラー」を加えて、入荷しております。
本店でもその他2色、入荷しております。
沢山悩んで、大阪のおばちゃん、迎えに来てやってください。
イシカワ
-------------------------------------------------
MusterWerk Sud.
13:00-20:00(時間外アポイント制)
〒550-0005
大阪市西区西本町2丁目4-4 三栄ビル204
-------------------------------------------------
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?