終幕のデッドウッドビーズ
周年企画3つ目。
エゴ別注。一番のエゴ。ディエゴ。
もうこれはネタ枠。
ただこれは、僕が一番本気で向き合っているネタ枠。
これほど余裕をもって、
皆を楽しませられる別注企画まで行える、
そんな店舗環境と言いますか、
いつもお越しいただいているみなさまの、
温かくも本気の熱量あってこそ生み出せる、
本気感謝のエゴ別注です。
先に言うと、
「もうそろそろ思いつかなくなってきましたよ!」
とは言え、あほで馬鹿ながら、こんなものが大好きなイシカワ。
大好きなエムズブラックと共に、
既にまたも新しい物を25年春夏にて企画済みです。
ただ、
「もうデッドストックウッドはこれで一旦終わりにするかも。」
という事実。
これが長らく見て来たウッドシリーズの、
完全形態であり、個人的「史上最高の別注」となります。
今までで一番頭を使った別注です。
どこに頭使ってるねん、と本当にそうです。
でも、こんなものを本気で作るから、また面白いお店が出来ると思うんです。
ざっくり概要を。
エムズブラックはフランスを拠点に活動をされています。
フランスでは定期的に各箇所にて
「蚤の市」と呼ばれる町ぐるみの本格的なフリーマーケットが開催されています。
色々な細々した雑貨や、だれが書いたのかも分からないような絵画、インテリアにカトラリー、洋服も靴もなんだって並んでいる。言わばフランスの名所と言うか一大イベントなんです。
このシリーズは、そんな蚤の市にて
デザイナー自らが探してきたデッドストックのウッドビーズをaccessoryにしてご提案する「蚤の市ウッドシリーズ」。(勝手に命名してます。)
数年前に始まったこのシリーズ。
個人的に異常なくらいに愛用しており、
沢山仕入れも行い、それこそ以前も別注を組まさせていただきました。
Sud.を愛する皆様の、ちょっとしたマストピースみたいな、
そんな位置づけになっている事から、今回のウッドビーズ周年記念が決まりました。
コマ数、サイズ感に、耐久性。
見た目に、バランス、そして金具や着用イメージ。
何より「格好いいか、否か。面白いか、否か。」
これは本当に大げさじゃなく、
今までで一番難しかった。
考えなければいけない、擦り合わせなければいけない、
事細かな事が多々の、本気の力作。
ただ、一つ言える事。
これは全て理想に揃えました。
完璧です、完璧。
ネックストラップ兼、
ロングネックレス。
メインの用途としては「iPhoneケースストラップ」
日常的に「木」を浸透させるべく、
ネックレスよりもよりデイリーに、使えるように。
そんな多くのみなさまの強い願いを形にした完全新型。
ただiPhoneを垂らす以外にも、
ポーチを繋げてショルダーバッグにしたり(最近D菅とかになってるバッグが多いじゃないですか。)、首から垂らすキーケースにしたり。
ただファッショニスタの皆さん。
「何だよ、ストラップかよ。」
なんて思う必要はありません。
超ロングネックレス、
もしくは2重巻の”本気ウルージスタイル”が可能です。
何用にもなる、何の顔にもなれる、
過去1使い勝手のある、最終形態です。
1周年を重きに、ボリューミーな物をエムズと共に作ってやりました。
何度も言いますが、これを機に恐らく一度ウッドシリーズは終止符とします。
(少し路線変更します。僕の遊びの別注はまだまだ終わりません。沢山長くお付き合いください。)
フランス製Ex.
フランス製である必要性を、ミリも感じないのが、
僕はまた、大好きなポイントの一つであります。
ストーリーを大切に出来る面白いaccessory。
「WOOD BEIGE / WOOD BROWN」
の2色展開。
素敵な手持ちのお洋服たちとの相性で決めるもよし、
肌が黒いのか、白いのか、なんて理由で決めるもよし。
アウターの上からなのか、薄着の時になのかで決めるもよし。
付けたいバッグをベースにして決めるのも、また良し。
要するになんでもいいから面白い。
直感がこういうのはとても大切だったりします。
「やっぱイシカワ木やってきたか~」
なんて呟いてくれている人で溢れていたら、
とっても嬉しいな。ここまで木に向き合ったのも、
さすがに人生で今がピークなので。
何WAYにもなるaccessory。
ウッドビーズ別注、是非こちらも楽しんで下さい。
残すは周年記念CAPのみです。
イシカワ