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余白

こんにちは。イシカワです。


入荷で溢れる店内。
楽しい店内。
活気あふれてきた店内。
気温の変化に順応してきた店内。


良い感じに全国的に見ごたえ抜群となってきた時期。
来店も増え、話す時間も増え、話す内容も多い。

一番楽しくてやり甲斐のある時期がやってこようとしています。

明日からの週末はきっと入荷も多く、
皆見に来てくれるだろうな、なんてほんのりな期待を込めて、
本日もNOTEを綴っていきます。


今年で10シーズン目を迎える「ULTERIOR」。そんな節目となるタイミングに相応しい、毎年テーマや拘り、親和性によって様々なアップデートがシーズンを追うごとに加えられるテーラードシリーズが入荷です




ULTERIOR
- SUPER FINE WOOL TROPICAL D/B JKT -


MATERIAL: WOOL100% / CUPRO100%
COLOR: navy , khaki brown
SIZE: 4
PRICE: ¥105,600-(tax in)


過去・現在へのヴィンテージへの着眼や、生産の所謂モノづくりへのリスペクトによって、自身の経験など全て投影した今期に相応しい一着。

体現するとすれば
「まるでシャツみたいなテーラードジャケット」
と超安直な言葉スタートになりました。

紐解いていきます。



国内屈指のテーラード工場にて製作しているダブルブレステッドジャケットは、熟練の職人による本格的なテーラード技術を駆使しながら、自然体で羽織れる事を前提としたデザインや仕様、素材選定を特徴としています。端正な美しさの中にカジュアルでデイリーな感覚を持たせたジャケットは、袖を通すだけで”ULTERIORらしい”が伝わる、素敵な仕立てです。

スーパー140'sの超極細ウール原料を贅沢に使用したウールトロピカル。ウール本来の吸放湿性やストレッチ性に加え、スーパー原料による糸本来の滑らかな質感と独特な落ち感、まるでシャツ地のような着用感を感じさせない驚異的な軽さが特徴。



MusterWerkでは、この素材に割とお馴染みに感じてしまう人もいらっしゃるはず。何と言ってもトロみが凄いんです。羽織った時の軽さはもう言わずもがなですが、何と言っても素材本来の表情。そしてそこに重きを置いたような余白あるアルテリアらしいパターン設計。最強のマッチングとはまさにこれのことで、これ以上タイトでも、これ以上大きいモダンな感じでも成り立たない、唯一無二なサイジング。


アンコンながら仕立ても秀逸で、懸念はなく軽快に羽織れる、まさに自然体になれる一着。毎シーズン惹かれ、毎シーズン買い足したくなるテーラードジャケットを作って形にしてくれる、ULTERIORの強みの詰まった一着です。



しっくりくるテーラードジャケットへの出会い自体そこまで多い物じゃないと思います。今のトレンド観的にサイジングはタイト。ドレッシーな要素を求めたい人が増えてきたように感じます。

現役アパレルのお客さんも有難いことに多いことから、ドレス出身の畑は全く無知な自分にとって、沢山のお話を聞くことが多い中で、やはり流れ的にも今はそこを求める人は戻ってきているように感じます。

ただあくまで求め方は基本はカジュアル。日常的に取り入れやすいポイントが必要不可欠な気もしています。割と僕はモダンなサイジングから逃げられないというか、タイトなテーラードへの抵抗がまだ若いからなのか抜けません。と言うよりも、このジャケットが単純に好きすぎるという理由かもしれません。

沢山着て感じる事。
「格好いいテーラードジャケット」に間違いはありませんが、ワードローブに1着かかっているか否かで、沢山のファッションシーンにおいて優劣が割れてくると言える、それほどの適応能力と汎用性、そして何より格好良さ、ワクワクの詰まった1着です。

もうないですが、是非。


イシカワ

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MusterWerk Sud.
13:00-20:00(時間外アポイント制)
〒550-0005
大阪市西区西本町2丁目4-4 三栄ビル204
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