南北
バックパック旅していた時に出会った、タイの田舎まちの話。
日本各地の寄り道の記録。観光地から散歩道までいろいろ
日が昇る。 私は、その瞬間を綺麗だと思う。 例え、目的地行きの電車のチケットが売り切れで、2時間後のバスを待っている時でも。。 電車の時間に間に合うように早起きした。 まだ夜も更けない間に宿を出発し、 昨夜の賑わいの残骸が散らばる飲み屋街を通り過ぎる。 海。 静けさと真っ黒な海が心地よかった。 まだ人がまばらな船着き場に向かう。 この島から、一度本土に戻り、次の島へと移動する計画だった。 にも関わらず、船で本土に渡り、駅に向かうと電車のチケットは売り切れ。
1月のとある週末。 舞台は、晴れた日の横浜。 そうだ、着物、着よう。 ということで、友人に着物を着せ、撮影してきました。 今回行った先はこちら 横濱きものステーション こちらで着物をレンタルしました 横浜市開港記念会館 1917年に建てられた煉瓦とステンドグラスが素敵な建物 エリスマン邸 1926年に建てられたエリスマン氏の邸宅. カフェもある べーリック・ホール 1930年に設計された、壁紙が素敵な洋館 イギリス館 1937年に設計された、大き
パステルイエローの外壁に、 アーチを多用した外観 部屋の冷蔵庫に当然のように水があり、 卓上にはティーバッグがおいてある わざわざロビーに出なくても繋がるWiFiに 暖かいシャワーも浴びられる 朝はビュッフェ形式の朝食 豪華だ…。 今回の旅で間違いなく最も豪華と言える。 私がいつも泊まっている宿と言えば、 1部屋に2段ベットがいくつも詰め込まれたドミトリータイプで、 水シャワーしか浴びられないところもある。 しかし、この田舎町にはドミトリーなんてものな
朝、目が覚める。 頭が痛い。 飲み過ぎたらしい。 昨日飲んだ別れ際に、ランチの約束をしていたが、 これは無理そうだと判断し、彼女にメッセージを送る。 すぐにベッドに倒れ込み、寝た。 - - - 13時を過ぎた頃、Libraryの彼女が見舞いに来てくれた。 私も午前中職場で寝てたよ、と言うが元気そうだ。 確か昨日は私より飲んでいたはず。 底知れない。 そして彼女はランチの約束をなくした代わりを用意してくれていた。 夕方、彼女の仕事が終わる。 昨日と同じ
工房から宿まで車で送ってもらい、部屋で荷物を片付ける。 約束の時間まで、そうない。 ひとり旅をしていると、人と "約束" することは滅多にない。 「時間を守る」「予定通り行動する」ことが苦手な私にとって、それは楽なものだった。 好きな時に好きな場所へ。 気が変われば例え予定日の前日でも、数時間前でも、数秒前でも 行き先を変える。 しかし、久しぶりに約束を取り付けると、どうにも嬉しくなって、 私はそわそわしながら準備をした。 彼女が来た。バイクの後ろに乗せても
染色された服を洗濯機に入れることなく、手洗いする。 買ってからもう5ヶ月は経とうとするし、その間に何度も着た。 が、未だに洗う度、青色が服から滲み出てくる。 半年前、私はタイのプレーという町にいた。 バンコクからバスで5時間北上するとその町がある。 町の人々の移動は車かバイクで、タクシーや公共バスはない。 これといった観光名所もなければ、バンコクの案内所のおじさんには、 なんにもないし行っても面白いところじゃあないよ と言われた程だった。 そこは藍染が盛んで、