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わたし

私です。少し話します。

私は昔から、元気で明るくて、ピアノが得意で面白い子だね、といいことばかり言われて育ってきた。

周囲によって作りあげられた、明るくて面白い、いつも元気な私がひとり歩きし、それに遅れてはいけないと無意識にそれに伴走する自分。

声を上げることを勉強してこなかった私は、ひたすら周りの期待に沿うために、もうすり減る物もないくらいに既にボロボロになった心をすり減らして生きてきた。

この間、ついにそれが壊れた。

本当に無意識で、学校から家路についた。

地元にいる母親に電話をかけて、歩道の真ん中で声を荒らげて泣いた。
感情のコントロールが出来なくなった。

他人と話せば、普通に話せるし面白いことでは笑えるけど、それは全部周りの空気を読んで笑ってただけで、本当の自分の感情が今ではもうどこにいるか分からない。

もう自分でもわかるくらい、明らかにテンションの差がおかしくて、周囲の人の言動に過敏になってた。
心療内科で診てもらうと、うつ病と判明。

そうだろうな、とも思ったけど、あんなにみんなの前でふざけたり笑ったり出来る私がうつ?と未だに信じられない。

人前では普通に振る舞えるけど、目の前から人がいなくなった瞬間に、スイッチが入ったように表情や行動がガラッと変わってしまう。最低な方に。

友達と遊んだ次の日は訳が分からないくらい罪悪感に苛まれるし、楽しい時は「こんなに楽しいなんておかしい」と不安でいっぱいになって、物事が良くない方向に行くとやっぱりそうだよな、幸せなはずないもんな、と最悪な人生をベースに生きてしまう。


考えすぎだしネガティブなのも分かってはいるんだけど、人を相手にするとこうなってしまう。

子供の頃からその傾向はあった。

新しいものが苦手で、必要以上にビビる。

警戒心とか防衛本能が強くて、いつも兄や母親の影に隠れてた。仕事で忙しくして、いつもせかせかしてる父親が怖くて、中学生くらいまで口がきけなかった。

そして、判断に時間がかかる。

あれこれと考えてしまい、判断と行動が遅くなってしまう。だから、それが悟られないように人にバレないように、出来る私が崩れないように、徹底的に準備をしてきた。


もう疲れたな。もうできない私でもいいや、と一瞬考えるけど、出来ないなんて絶対だめ。その思考が頭にこびりついて離れない。今も。


先日から始まった投薬やカウンセリング治療は、半年以上を要するらしい。

完治は最短でも半年。

だいぶ重症と聞かされたので覚悟してはいるけど、長いな…笑

少しでも自分を逃がせる場が出来たらな、と思う。難しいけど。もし治ったら、浴びるほどのお酒を飲みたい。
不安はどっかに置いて、心の底から噛み締めたい。


とにかく今は毎食前の漢方のマズさに耐える。
結構しんどい^^;


長々と失礼いたしました。
激マズ漢方、かかってこいや!!!



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