ひこうきぐも

オーストラリアが好きで、渡航作戦をふんわりと練っているひと。 耳がきこえないわたしが、…

ひこうきぐも

オーストラリアが好きで、渡航作戦をふんわりと練っているひと。 耳がきこえないわたしが、日々きいている音や歌、交わしたことば、見ている景色。相変わらずしぶとく楽しんでいる英語のことなどなんでも綴ります。

最近の記事

Too slow, but never too late(ニコニコ夫婦に元気をもらった話)

最近、「やっぱり、英語っていいなあ!」と思う場面があった。 その前に、ちょっとだけ時をさかのぼること1ヶ月。 オンライン英会話にほぼ毎日ペースでいそしみ、 英単語の語彙力を上げるべく、仕事前や英会話のあとに時間をつくって市販の英単語ドリルをせっせっせっと解いていたわたし。 この夏にはIELTSか、はたまたTOEICか、何かスコア的な目標ももちたいな、 そもそも海外で仕事できるぐらいまでのSpeakingスキルを磨きたい、と意気ごむわたし。 生活のルーティンに、「英語学習

    • 「はじめまして、こんにちは」(クンクンフンフン嗅ぎながら)

      生きていると、ちょいちょい自己紹介を求められる場面がありますよね。自称人見知りのわたしには、なにげにハードルが高かったりするのです。うげうげげ(壊れた) そんなとき、いつも思い出す光景があります。 道をあるいていると、よく見かける、なんてことないひとコマなんですけどね。 おさんぽしているワンちゃん同士、お互いが吸い寄せられるように、鼻から近づいていって、嬉しそうにしっぽブンブン、クンクンフンフンしているところ。 どこのだれか、とかはお構いなしに 「あなたに会えて、ボク

      • ただもうすこしだけ、あなたの笑顔が見たい

        2020年、語学留学先のオーストラリアから戻ったわたしを待っていたのは、コロナの日々。マスクのひとたちだらけの世界のはじまり。 幼少期から耳が「きこえない」わたしは、補聴器で音や声を感じることはするけれど、ひととのコミュニケーションはすべて「見る」「感じる」ことを前提に成り立っている。 だれかと話すときは、その方の唇のうごきを読み、目をはじめ表情のゆらめきを感じ、首やほっぺたのふるえもなんとなく感覚の端っこで捉えていて。 でもそれが、コロナを境に、見えなくなってしまった

      Too slow, but never too late(ニコニコ夫婦に元気をもらった話)