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大学院に行きたいから、大学に行くことにした

ご無沙汰しております。
中小企業診断士&コーチングをしている、かやんぬです。

2024年4月から、大学に通うことになりました。図らずも現役女子大生になりました。

社会人として大学院に通う方も増えていますが、「大学」という選択肢を選んだことで「なんで?」と聞かれることが増えたので、その理由をご紹介します。

なぜ今、大学院ではなく大学?

本当は、大学院に行きたかったんです!

もう何年も前から言っていますが、「経営者の心理学に興味があり、モチベーションUPや経営改善につながる研究をしたい」というのが人生のテーマとなっています。(具体性はまだ低い)

ただ、今年の春に引っ越しをして、全く新しい環境下で長男が小1になり(今は毎日13:30に帰宅する)、次男は転園することとなり、新しい環境に慣れるためのサポート等を考えると、大学院に行ったところで満足できる研究ができないというのは目に見えていました。

そこで、大学院をもう少し先の人生に置き、「今後、大学院で研究をするために、今、何ができるだろう?」と考え「心理学を学ぼう!」と決めました。

なぜ心理学だったかは、また改めて記事にします

大学である必要はないけれど、大学がちょうど良かった

心理学の資格を調べた際に、大きく分けて3つの資格があることがわかりました。

  1. 国家資格(またはそれに準ずる資格):公認心理師、臨床心理士

  2. 日本心理学会が認めた資格:認定心理士

  3. 民間の資格

せっかく学ぶのであれば、1の国家資格が取得できれば良かったのですが、国家資格は大学の専門の学部で2年+大学院2年+病院等での臨床実習が800時間程度必要になります。

今の私からすると道が遠すぎて……「心理学を専門に仕事にするわけではないため、そこまでは必要ない」と判断しました。

3の民間の資格について調べてみましたが、やはり「あまりに簡単すぎる」というのがざっと見た感想でした。

「数日でとれる」「簡単に学べる」みたいなウリ表現が多かったので、「そういうことじゃないんだよなー」と思いそっと閉じました。

そして最後に残ったのが、2つめの日本心理学会が「この人は、心理学の基礎を学んだことを証明しますよ」という資格です。

心理学の専門家として仕事をするために必要な,最小限の標準的基礎学力と技能を修得している,と日本心理学会が認定した人

日本心理学会

大学によっては2年間かかるのですが、私が見つけたのは、1年間で認定心理士の資格が取得できる専攻。

「資格を取得して、心理系の仕事に就きたい」という状態だと2の認定心理士では不足していますが、私の目的はそもそも心理系の仕事に就くことではありません。

  • 今後、経営者や組織の心理を研究するにあたり、ある程度しっかり体系立てて専門的な内容を学べること

  • それを証明できる資格を取得できること

  • 私の使える時間で学べること=通信で学べる

  • 最低32単位で卒業でき、最高60単位まで取れる(1科目あたり4単位が多い)

  • しかも入学費用も含めて年間30万円弱!

つまり、最低8〜10科目、最高20科目ほどを年間30万弱で各専門家から学べる、というのはとても美味しい!と判断しました。

「稼げる」よりも「楽しい」で学びを選ぶ

思い返せば20代、30代は、「実務に活かせそう」とか「実力を証明できる資格(診断士)」といった、仕事に役立つかどうかの基準で、何を学ぶかを選んできました。

ですが、仕事もある程度方向性が決まり、やりたいと思うことも明確になってきた40代手前。

年齢的なものかはわかりませんが、「これを学ぶと仕事に活かせるか」という視点よりも、「自分が人生で何を学びたいか、何を学ぶと人生がもっと楽しくなるか」という視点で考えるように変わってきました。

なんかもう……「稼ぐ」ということだけを考えるのに疲れた、という感じもあります。ただ、この「稼ぐ」の本筋からそれた遊びの部分が、差別化や独自性につながっていく気もしています。

「稼ぐ」が先にない学びなので、より人生が豊かになればいいなと思ってます。それが仕事につながったらラッキー!


4月15日から授業がいよいよ本格的にスタートしたのですが、4月上旬、私も子供たちも体調を崩していたので、登校&登園し始めたのは4月15日から。

早速遅れをとっている状況ですが、ここからしっかりと計画を立てて学んでいこうと思っています。

新しい挑戦を温かく見守っていただけると嬉しいです。



最後まで読んでくださってありがとうございます。
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