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生成系AI/「越境してきた隣家の木の枝を勝手に切っても良いか?」聞いてみた。

「越境してきた隣家の木の枝を、勝手に切っても良いか?」とは、ずいぶん前に大学の授業で習った問題。経済学部の私には、法律が実にややこしい存在だと実感した設問でした。

「隣から根っこが伸びてきたら勝手に切ってOK。だけど、枝が伸びてきたら勝手に切っちゃダメ。切る場合は裁判が必要」。民法を勉強すると、誰もが不思議に思うこのルールが、2021年の民法改正により変わりました。そして、この新しいルールの施行が、今年4月1日でした。
新たなルールでは、一定の条件の下、隣家の枝を切ることが可能になりました。その条件は、①樹木の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、所有者が相当の期間内に切除しないとき。②樹木の所有者を知ることができず、又はその所在を知ることができないとき。③急迫の事情があるとき。

さて、前置きが長くなりました。
このことをChatGPT、Edge-bing、そして新たに発表されたGoogle-Bardに聞いてみました。
その結果は、以下の通りですが、ChatGPT、Edge-bingは民法改正の内容を正しく伝えてくれていました。Google-Bardは、改正前の回答ですかね。

ChatGPTの回答

日本の法律において、隣の土地に生えている樹木の枝が自分の所有する土地に伸びて入ってきた場合、勝手に切ることはできないことが一般的に認識されています。
民法の規定によれば、根っこは勝手に切ってもよいとされていますが、枝については隣の所有者に対して「切ってください」と請求する必要があります[2]。つまり、所有者の許可なく隣の土地に侵入してきた枝を勝手に切ることは法的には許されていません。
ただし、2023年4月1日から施行される改正法により、竹木の所有者に対して枝を切除するように求めるのが原則となります[4]。また、改正法では竹木の所有者に対して一定の期間内に切除を求めたにもかかわらず切除されない場合、越境された土地所有者が自ら枝を切り取ることができる規定も追加されました[5]。
以上のように、樹木の枝を勝手に切ることは法律的には許されていない場合が一般的です。切除を希望する場合は、隣の所有者に対して請求し、合意を得るか、改正法に基づいた手続きを行う必要があります。詳細な判断や具体的なケースに関しては、弁護士に相談することをおすすめします。

Edge-Bingの回答

こんにちは、こちらはBingです。
あなたの質問にお答えします。
日本の法律では、隣の土地に生えている樹木の枝が、自分の所有する土地に伸びて入ってきたら、勝手に切ることは**出来ません**。¹²³
その枝を所有者の許可なく勝手に切り取ることは、違法行為となります。¹²³
その枝を切ってもらうには、まずは隣の土地の所有者に切除を依頼する必要があります。²³⁴
しかし、2023年4月1日からは、民法が改正されて、以下の場合には、自分で枝を切ることが可能になります。²³⁴
*竹木の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、竹木の所有者が相当の期間内に切除しないとき。
*竹木の所有者を知ることができず、又はその所在を知ることができないとき。
*急迫の事情があるとき。
このように、隣の土地の樹木の枝を切る場合は、法律上の注意点があります。²³⁴
トラブルを避けるためにも、隣人とよく話し合って、解決することが望ましいですね。

ソース: Bing との会話 2023/5/11
(1) 庭木が原因で隣家とのトラブルに! 勝手に枝を切ることは違法.
https://hiroshima.vbest.jp/.../gen.../g_civil_disputes/3768/.
(2) 民法改正 どうする隣の木の枝 NHK解説委員室 - NHK | 日本 .... https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/481150.html.
(3) 2023年4月から越境した枝を切除できる!?【2021年物権法改正 .... https://arai-lawoffice.jp/20210608/.
(4) 隣の木の枝が土地境界線を越えたら切ってOK?隣人に伐採さ ....
https://xn--r8jh5fzg6gti1b6g2b1425c2kb6q197d1ss0v1c.com/....
(5) 【令和3年民法改正】隣地の樹木の枝や根が越境、法的手段は .... https://sekiguchi-law.com/post-3498/.

Google-Bardの回答

いいえ、隣の土地に生えている樹木の枝が、自分の所有する土地に伸びて入ってきたとしても、勝手に切ることはできません。
民法第233条では、隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができると規定されています。つまり、隣の土地に生えている樹木の枝が、自分の所有する土地に伸びて入ってきたとしても、その枝を切除するには、まず隣の土地の所有者に切除を請求しなければなりません。隣の土地の所有者が切除に応じない場合のみ、自分で切除することができます。
ただし、枝が自分の土地に倒れて危険な状態になっている場合や、枝が電線に接触して停電を引き起こしている場合など、緊急の場合は、自分で枝を切除することができます。この場合でも、後日、隣の土地の所有者に切除費用を請求することができます。
隣の土地に生えている樹木の枝が、自分の所有する土地に伸びてきている場合は、まずは隣の土地の所有者に話し合い、切除をお願いしましょう。

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