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生成系AI/ChatGPTにしりとりはできるか?

シンプルなAIツールであるChatGPTを使って、しりとりや回文を作成することができます。単なる言葉遊びではなく、生成型AIの仕組みを知るキッカケになるかもしれません。
まず、しりとりです。

まず、ChatGPTにしりとりができるか聞いてみます。
ChatGPT-4でWebChatGPTを組みこんであります。なお、しりとりの本番では、WebChatGPTを組みこんであると、うまく遊べませんので、機能をカットする必要があります。

ChatGPT
はい、「しりとり」はできます。しりとりは日本の言葉遊びの一つで、参加人数は何人でもよいです。遊び方は簡単で、前の人が言った言葉の最後の文字をとって、その文字から始まる言葉を次の人が言います。日本語のしりとりについては、Wikipedia[1]に詳しい解説があります。また、しりとりのルールや楽しみ方については、「しりとり.net」[2]で紹介されています。また、しりとりの例文も、日本語学習サイト「HiNative」[3]で確認することができます。しりとりは子どもから大人まで楽しめる言葉遊びであり[5],日本の文化の一つとして親しまれています。

さて、本番です。
私:「スマホ」から始めましょう。
ChatGPT:スマホ → ホッケ(ほっけ)

私:「ケンサク」
ChatGPT:ケンサク → クジラ(くじら)

私:「ラッキョウ」
ChatGPT:ラッキョウ → ウィンドウ(うぃんどう)

私:ウマ
ChatGPT:ウマ → マンガ(まんが)

私:「がっこう」
ChatGPT:がっこう → ウーパールーパー(うーぱーるーぱー)

私:「パパ」
ChatGPT:パパ → パンダ(ぱんだ)

私:「ダミー」
ChatGPT:ダミー → ミイラ(みいら)

私:「ライス」
ChatGPT:ライス → スカイツリー(すかいつりー)

私:「リキシ」
ChatGPT:リキシ → シャボン玉(しゃぼんだま)

ここから漢字を使って質問してみます。
私:「漫才」
ChatGPT:漫才 → インターネット(いんたーねっと)

私:「となりのトトロ」
ChatGPT:となりのトトロ → ロボット(ろぼっと)

意地悪をして地名を漢字で入れてみます。
私:「戸塚」
ChatGPT:戸塚 → ズッキーニ(ずっきーに)
どうも、GPTは戸塚を「とづか」と認識できなかったようです。

今度は、わざと間違って入力してみました。
私:「にんじん」
ChatGPT:にんじん → ジンギスカン(じんぎすかん)
GPTは自分が勝ったことを認識できていません。「ん」で終わっているのですが、「じん」でしりとりを続けています。

もう一度、「カンタン」「ン」で終わらしてみました。
ChatGPT:カンタン → タンサン水(たんさんすい)
これも、「ン」だけではなく「タン」からしりとりを始めました。

GPTは、日本語の言葉の並びを今ひとつ、正確には理解していないようです。日本語の専門家が開発に参加する必要があるかもしれません。

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