夢日記②

目覚めたら、誰もいなくて、外を見ればまるで津波か何かすごい勢いの何かに街が荒らされたような、荒んだ光景。建物は廃墟と化していて、生き物がいる雰囲気はない。この世界にまるで一人ぼっちになったような感覚で数日を過ごし、街をうろうろと漂うように目的もなく歩き回っていたら、家族に出会う。
見知った顔に安堵し、安心していたところに急に知らない建物に案内される。
中は白い無機質な部屋に壁に液晶画面のような大きな白い光が付いていて、案内された何人かの人間は皆、同じ白い服を着ている。部屋に入った途端になんだか無性に叫びたくなって、他の人間も同じように叫び出す。
大きな声を上げるほどに気持ちが昂り興奮しだした様子の人々。
部室でその様子を見る研究者のような人たち。その研究者のような人間のいる部屋には興奮気味に叫び続ける人間の横にバロメーターが表示されている。
叫ぶことで気力を高めている人間と消耗している人間がいることがわかる。
消耗している人間はバロメーターがマックスになったところで光のように強く体が光って物体自体が消滅していた。
消滅せずに残った人間はまた来週も来るようにと言われて部屋から出される。

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